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三つ子の魂 by TKC

流されて、即されて、、冒されて、、、

*TKCより
はじめましてTKCと申します。
この度、白澤さんのfacebook投稿 にしつこく返信書き込みをしたところ「ユー面白いからTAOLABに文章書いてみない?」とジ○ニーさんかユー○さんの様な恐縮するお誘いいただき駄文をしたためております。

さて、「クィア」という言葉が好きです。かつてこの言葉は差別を受ける側から「お返し」とばかりに胸を張って積極的に使われるようになりました。
さらに遡れば、かのリトル・リチャードが観客に向かって「"Shut up"お黙り!ウヒャハハ!」と豪快なシャウトを浴びせ、観る側が大喜びという風情?が、日本でも当たり前となりました。

本音はクィアもノーマルもないと思うんです。人が人を愛すること、人が生き物を愛する事になんの区別もないのではないかと。

一方で、ジャニやらフジやら騒がしい世の中で、今回のお題の「冒されて」は悪い意味でなく「かぶれる」とか「夢中になる」プロセスとして、「冒険=険(けわし)きを冒(おか)す」と言うくらいで「大事」だと思うのですが、いかがでしょう?

酸いも甘いも噛み分けてクィアの数だけ愛がある...
今回は自分の中の女性部分から見て「オトコマエ」をチョイス。

本日の三コマ

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① 佐良直美「いのちの木陰」

この方がメディアから消えるなんて想像もつかなかったけど、何十年も時を経て東日本震災直後に「渋谷毅(浅川マキはじめ現在でも後進からのコラボ依頼が絶えない演奏中に寝てしまう伝説のある天才JAZZピアニスト)先生が作曲してくれるなら」と吹き込んだエピソードも素敵な一曲

② 香川有美「暗いはしけ」

CD収録のバージョンを聞いて欲しいのですが、この方は昔々に寺山修司「天井桟敷」J・A・シーザーの彼女だったというアンドロメダからやって来たダンサーから教えていただいた「銀巴里」出身の歌い手。大阪でギター一本バックで歌う「朝日のあたる家」もえらい迫力。原曲ポルトガル歌謡を岩谷時子女史が訳詩したもの。

③ 三輪明宏「愛のボレロ」

今さらなんの説明も必要ない芸能の塊!いかなるジャンルも超えて『ザ・ワールド』にしてしまう美のモノノケ。「メケ・メケ」(シングルのB面は「ジェルソ・ミーナ」多分こちらも本人訳詩)かこちらか悩んだがやはり『天上界の美』のニオイ漂うこちらの曲にて~。

*TAO LABより
どうも〜TKCさんありがとうございます。

70年代、10代以上の映画マニアにとって"ゴジ"こと長谷川和彦さんの作品、いまだに〜それもたった二本の監督作品、1976年「青春の殺人者」1979年「太陽を盗んだ男」〜強烈に。

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それから約半世紀経ち、ゴジ監督の第三作実現のために有志たちがゴジ監督のもと、集っておりました。
伊豆にそのうねりが届き、共感、参加しましたが、50年実現しない第三作、残念ながら一朝一夕にはいかないこと、あらためて理解いたしました。

TKCさんはそんなうねりの中心のひとりでした。
他の方とは結果、今に続く交流は生じませんでしたが、彼のみ、ありがたいことに私の存在を面白がって連絡をくれたのです。また、もう一人、彼を通してご縁生じた方がいます。直接会ったことはないのですが、このお二人とはどこか馬が合い、たまに連絡取り合っております。

で、そんな交流の中でTKCさんの道楽OTAKU道、オモシロ深いなぁと感じ入り、個人的にもっと触れたくなりました。で、連載をお願いした次第です。

そうだ、場合によっては私がSNSに上げたものをTKCさんなりに、さらに掘るなり、飛ぶなり、叩きにして、、、その時はそのSNSアドレスとリンク貼り、こちらに伝言ゲーム的にアップするのもオモロイかも。
もちろん、オリジナルも大歓迎です。
ヨロシク❣️

〜とゴジ監督からのメールラストを飾る毎度のキメ台詞+マークを引用、私から貴君へ:)

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