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本日の一枚
『WA』の源響〜『わ』の源流〜『ワ』の源音〜『和』の源景...土取利行さんの4枚
*TAO LABより
今回の南印度の旅であらためてこの方〜土取利行さんを思いだし、彼の作品を聞き直し、また、著作を読み直しております。
1950年、香川県生まれ。
1970年代から、ミルフォード・グレイブス、スティーブ・レイシー、デレク・ベイリーといったフリージャズの演奏家たちと共演を重ねる。1976年、ピーター・ブルックの劇団との仕事をはじめ、以降、『UBU』『鳥の会議』『マハーバーラタ』『テンペスト』『ハムレットの悲劇』『驚愕の谷』『バトルフィールド』などの音楽を手掛ける。世界中で民族音楽を学び、1980年代に桃山晴衣と岐阜の郡上八幡に拠点「立光学舎」を創立、日本の伝統文化再生にも取り組む。
海外での自由を尊ぶ最先端音楽活動+世界中の民族音楽の探求から土取さんがその経験を踏まえ、タイムマシーンに乗船、あらためて時空を超えた神話とも云える母星母国の音を「今此処」に記録した4枚のこの作品を今回はご紹介いたします。
蘇った波動〜銀河宇宙に放射した地球発コズミックな「音の神秘」...ご一緒に楽しみましょう。
暝響ー壁画洞窟
土取利行(洞窟内鍾乳石、石旬、鼻笛、木製スクレーパー、骨笛、ガラガラ)
2002 年11月21日 フランス、ロート県ペイリニャック、クーニャック壁画洞窟にて録音
磬石(サヌカイト)ー古代石の自然律
土取利行(サヌカイト)
1986年8月2日 香川県青ノ山山頂にて録音
縄文鼓ー大地の響震
土取利行(縄文鼓、土鈴、土笛、石笛)
1990年8月20日 尖石与助尾根遺跡広場にて録音
銅鐸ー黄金の鼓動
土取利行(銅鐸、銅鼓、弥生笛)
1983年4月7日 奈良畝傍山山頂にて録音