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HOLY LIGHT

LOVE&SERVE マートルヴァーニ日本版 2009-2010 VOL6 から 『光の言の葉』抜粋引用

あらためてこのアンマの冊子「マートルヴァー二」再読しています。
Vol5に続きVOL6より。
なお、個人的な感想はそれぞれのリンクに、また、そこのコメント欄にも〜ご興味ある方は飛んでご笑覧ください。


2009-06-VOL6-NO1
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『サナータナ・ダルマは一個人によって創られた宗教ではなく、本一冊に収められた教えでもありません。生き方の包括的な哲学です。』

『子どのたち、ヒンドゥイズムによれば、全てに神性があり、誰もが神の体現です。
人間と神は二つではありません。一つです。神性は神の体現です。人間と神は二つではありません。一つです。
神性はすべての人間に潜んでいます。
ヒンドゥイズムは誰もが、自己努力によって、内にあるその神性を悟ることが出来ると教えています。創造主と創造物は切り離されていません。創造主が創造物をとして現れているのです。
ヒンドゥイズムでは非二元性の真理を語ることが、人生の究極の目的であるとされています。』

『私たちが自分のシンの本質に目覚めたとき、そこには「私」も「あなた」もありません。』

『ヒンドゥイズムの目的は、すべての存在は私たち自身の一部であるということを私たちにた体験させることです。私たちの意識が限られた肉体意識から世界全体へと広がるとき、私たちは神との一体感を体験し、安全性へと到達します。サナータナ・ダルマは世界中いたるところに神を観る方法を私たちに教えます』

『冷蔵庫は冷却し、ヒーターは暖め、ランプは光をともし、扇風機は風の流れをつくります。けれどもこれらの危惧は全てを動かしているのは同じ電流です。
〜中略〜
器具は違っても電気は同じであるという理解するためには、これらの器具を支える科学を学び、その学問についての実務体験を積む必要があります。
同じように、全世界のそれぞれの対象物に宿る内なる本質、意識は一つで同じです。たとえが外見は違ってみえてたとしても、霊性修行を通して、これを観る智慧の眼を育てなければなりません』

2009-09-VOL6-NO2
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『昔に守られていた習慣のほとんどは自然のためになりました。
かつては、子どもたちが予防接種を受けると、母親は注射針のあとに牛糞を当てて、傷口をすばやく治したものです。
もし私たちが今日牛糞を塗れば、傷口は膿んでしまうでしょう。牛糞がいかに不純になってしまったかということです。かつての治療法は今日の毒となりました。当時は有害な化学薬品は農業で用いられませんでした。葉っぱと牛糞だけが肥料としてとして使われていました。
けれども今日では、ほとんどの農民が有害な肥料と殺虫剤を使っています。そうした農地の干し草を牛に与えれば、そんな牛の糞もしたがって有害です。その糞を傷にあてるのは危険なはずでしょう。
自然がいかに汚染されているかということです。

アンマは化学肥料の使用にょり、経済的な効果が上がりやすいという事実を無視はしません。こうした化学薬品を使って私たちは一時的によりよい収穫を得ます。けれどもで一方では、それらは私たちを殺しています。よりよい収穫高は饑餓の解決になるという議論もあるでしょう。
それでも私たちは、そうした有害な肥料を使って育てられれた野菜や穀物を食べるために、人びとの身体の無数の細胞(体内微生物)が死ぬという事実を忘れています。小さな針でちくっとされても私たちは申告に受け取りませんが、何度も続けて刺されたら、死ぬこともあります。
有害な物質が私たちの身体に入ることについても同じような話です。私たちの細胞(体内微生物)ひとつひとつが死にます。病んで倒れてはじめて、私たちはことの深刻さを理解するでしょう。

食べもの、水、空気を通して私たちは数限りない毒を身体に入れています。そのために私たちは病気になり、早死に向かうことになります。今日、衛生の名のもとに行われている多くのことは、よくない影響があることを私たちは理解していません。人びとは化学製品のクリーナーを使って我が家を掃除し、殺菌します。けれどもそうしたクリーナーの多くは、匂いを嗅ぐだけでも身体によくありません。それらは善玉の微生物も殺してしまいます。

〜中略〜

かつて人びとはお通じ薬にヒマシ油を用いていました。これはまったく害がありません。
今日では、多くの人びとがさまざまな錠剤を便秘の薬として使っています。こうした物資はお通じ薬としては働くものの、同時に体内の多くの善玉バクテリアを殺し、そのうえに他の副作用もあり得ます。
これを知っているにも関わらず、多くの人びとはこうした便秘薬に頼るのが便利だと感じています。人びとはそのときに一番便利だと感じるもののことを考え、将来の結果を考慮に入れない傾向があります。
昔は人びとは、自然に関して全体的な見方からひとつひとつの行為を進めてきました...』


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質問者
『日本の国やその人びとをどう思いますか?』

アンマ
『日本人は大いなる意志の力を授かっています。
彼らは優秀なカルマヨギ(行為によるヨガを行う人)であり、それは大変、善いことだと思います。
日本人はいつも働き者ですが、自分たちの過去、文化とか伝統を愛することを忘れてしまったようです。西洋の模範をしようとしているのでしょう。
原爆のショックと同時に、カミに対する信頼を失ってしまったようです。カミに対する信頼は取り戻さないといけません。
昔の日本の伝統はとても貴重なものでしたが、今の世代は先祖の辿ってきたあとを従おうとはしていません。
今の世代は、西洋を盲目的に模範しようとします。もしそれでも、もっと注意深く行えば良かったのですが...』
-1994年札幌 日本人よるアンマへのインタビューより-

-Br.シャンタムリタ・チャイタンヤ(日本でも暮らし、日本語が達者なその後、出家したアメリカ人)の言葉-

『日本はアンマが自らの意志で訪れることを決めた数少ない国のひとつです。
1990年の初来日に際して、アンマは弟子のひとりに、日本にいるアンマの子どもたちがひどく苦しんでいるので、行って慰めてやらなければならないと感じたのだと語っている。
言うまでもなく、アンマは正しかった。その年ダルシャンを受けに来た人びとのほとんどが、目に涙を浮かべていたのを覚えている。』

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『ただ自分のためにだけに生きるのはやめてください。

私たちはみな相互に関わり合って居る存在であるという意識を持って下さい。
世界の状態は私たちの共同責任です。
より良い状態のためにみんなで貢献しましょう。
自分たちの過程を守るために屋根に避雷針を取り付けるように、人生のショックから自分たちを守ってくれる霊性を、自分のなかに取り付けましょう。

私たちがここにいる時間は限られています。 
蝶々が寿命はたかだか一週間だとわかっていながら、あちこちに幸せを蒔いていくように、わたしたちもまた一秒一秒を有益に使わなければいけません。
幸せになって、あたり一面に幸せを蒔いてください。』

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