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本日の一冊
食べず嫌いでしたが...アイドルとしては興味ありませんが、AKB48グループの存在とビジネススタイルには興味持ち始めました。
*TAO LABより
秋元康さん+AKB48 関連、全然興味なく、スルーしてたのですが、、、ある方より、この晩春、ドキュメント観ること勧められ、観始めたら〜
青春の一生懸命さ+女の子特有の感情表現にはソウゾウエネルギーの糧いただけることありありで、また、秋元さんたちの日本語脳から生み出された奇天烈なビジネスモデルにはあらためてなるほどと刺激受けることありありで、、、
AKB48ばかりか乃木坂46や欅坂46のドキュメントをすべて観てさらに毎度のことながら、関連書籍にハマっております。
で、これら、あらためて
まずはこちらから。
著者の田中雄二さんの書籍、分厚い電子音楽関連書籍とかこれまた凄い1000ページ超えるYMO本でお見それしてましたが、そんな彼が描くこの本も〜超力作、イカしたOTAKU な内容です。天晴れな!1冊ですよ!!
こちらの風の谷のナウシカでお伝えした三浦光紀さんもこの書籍に登場。
ちょうど今、このタイミングで三浦さんより電話ありで、久しぶりにお盆時期、ここ、伊豆で交歓しました。で、この本の存在、伝えました:)
ドキュメンタリー観て、存在、興味持ったのはただひとり、指原莉乃さん。今ではタレントのみならずプロデューサーとしても著名実績ある方とは知りませんでした。後ればせながら、なるほど!と知ったというわけです。
あと、存在ではなく、総監督というお役目をしっかりと果たしているという意味で高橋みなみさんも気になりました。小さなカラダから発するリーダーという素質、感じました。
で、面白いなぁと思ったのは気になった二人が、アイドル本とは一線引いているビジネス書ともいえる新書を出版しているということです。編集者の方、この二人のチョイス、またタイトルに現れていますが、テーマも...センスあるかなぁと。その後、このシリーズで続刊出ていないのもなんとなく理解出来ます。
『逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社MOOK 講談社AKB48新書 1) 』
『リーダー論 (講談社AKB48新書 2)』
考え方や心の在り方、物事に取り組む姿勢といった啓発本を出版するアイドルのプロたち〜お勉強:)続いてます。
で、こちら。
『AKB48の戦略! 秋元康の仕事術(田原総一朗責任編集)』
秋元さん、私の色めがねで勝手に楼主や女衒的なイメージ持っていましたが、違いましたね...すみません。
・ヒットするコンテンツは、勝手に深読みされ、深読みが加速していく
・企画の原点は「根拠のない自信」
・ネット時代のクチコミは、作り手の予想以上に急速に拡大する
・刺さるコンテンツでなければダメなんだ
・「カルピスの原液」のようなものを作る
・「AKBはリナックスである。」いろんな専門家が料理し、新しい魅力を引き出す
等々、企業家でもあるでしょうが、イチクリエイターとしてのパンク精神失っておらず、消費者が生産者としても参加出来る時代、プロセスが十分にコンテンツになる時代、秋元さんが指摘している今までの完成されたアイドルをwindows、AKB48をlinuxに喩えるのは言い得て妙desita
。
で、こちらは第三者のマーケティング専門家が明らかにするAKB48のヒットの理由を分析したもの。
『AKB48がヒットした5つの秘密 ブレーク現象をマーケティング戦略から探る』
この本では曲がいいこと、会いにいけるというコンセプト、総選挙という巧みなプロモーション、他のアイドルとの差別化戦略とけっこう細かく分析されている。
あと、AKB48グループには個人や企業の才能のあるさまざま方たちが関係してますが、このAKBプロジェクトが始動するにあたり関わった方々、また、経営として運営している方々のなかには「なるほど...ねぇ〜」と思われる意外な方たちも...この次元、「光」とともに「闇」が存在してるが故に成り立っていること、善悪ジャッチではなく、あらためて「そういうこと!」と納得もいたしました。