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本日の一冊 HOLY LIGHT
聖なる翻訳家 福間 巖さんのこと...
*TAO LABより
他言語の本を日本語に翻訳...翻訳者の力量により、それは読みやすさにも通じますが、もともとの内容の素晴らしさが変わってしまうこともあるのも事実です。
ましては霊的精神的スピリチュアルな「聖なる書」なら尚更です。
で、そんな「聖なる書」の翻訳家で素晴らしい方が何人かいらっしゃいます。
ヒマラヤ聖者の生活探求等の仲里誠吉さん
ラマナ・マハルシの翻訳者柳田侃さん
シルバーバーチ等さらに著作もある近藤千雄さん
そして、 当社刊「神の詩」の田中嫺玉さん
この四人、私にとって「聖なる書」翻訳四天王です。30代から本格的に始まった「道の探求」、その時に書籍を通して出会った方々です。
その後、仲里さん以外、柳田さん+近藤さんとは手紙にて交流が、そして嫺玉さんとはお茶飲み友だちとなりました...彼女の翻訳した著作を「すべてあなたにあげるから、あなたの自由にしていいわよ」と生前のお付き合いで生原稿が残ってるものは託されたのでした...で、その後、彼女のカルマヨガとも言える翻訳『神の詩』をカタチにすべく、出版社(者)を興したのです。
あらためて記しますが〜当初より嫺玉さんと話し、計画していた『田中嫺玉選集7巻』を彼女に対する恩返し+約束として捧げたいものです。その一冊目の「神の詩」を造ったとき、残り6冊の表紙デザインもその時点で完成、これらは繋がったデザインとなっております〜:)
四天王のもともと持っていらっしゃる謙虚さ+勤勉さと精神性の深みとともに翻訳対象に対するバクティ+リスペクトにより、さらに神界語=宇宙語ともいえる日本語をとおして素晴らしい〜単なる訳書を超えた書籍としてこれらは存在しています。
どれほど、この道を一人で歩む上で彼らから、彼らの訳した書籍からエネルギーをいただいたか...恩人達です。
残念ながら皆さま、肉体を離れてしまっています。でも、皆、死んでも死なないという「魂」に気づいていた存在、きっと、今でもこの未熟な、無知な私たち人類のために活動してくれていると感じております。
生前も死後も...ありがとうございます!引き続き、よろしくお願いいたします。
彼らの書籍、すべてオススメですのでぜひ、お読みください。
さて、福間巌さんという翻訳家の方、ご存じですか?
若い頃、ご縁いただいた聖者にラマナ・マハルシがいます。彼を知ったのは山尾三省さんによる『ラマナ・マハルシの教え』を20代前半に手に取った時です。
当時、「聖なる書」は小さな良心的な出版社から出るものがほとんどで、AMAZON等なく、大型店、もしくは志あるセレクトをしている小さな特殊な書店でないとなかなか出会うことが出来ない状況でした。
そのような環境のなかでこの書は「めるくまーる」という、バグワン・シュリ・ラジニーシ=オショー・ラジニーシを一つの柱とした比較的普通の書店にも流通してる出版社から出ました。
山尾さん、ビートやヒッピーに憧れていた10代から20代にかけて影響を受けた部族出身のひとりです...彼は70年代初頭のインド+ネパールの旅を経て、ヒッピーを卒業し、当時、屋久島で帰農していましたが。
あくまでも山尾さんに興味があり、手に取ったラマナ・マハルシの書籍でしたが、その後、時を経て、30代を超えたときにあらためてラマナ・マハルシに興味を持ち、上記、柳田さんの何冊かの翻訳本を手にしました...
そして...21世紀となり新たなラマナ・マハルシの書籍が刊行され、それが福間巌さんが訳したものでした。早速、購入。
それ以来、福間さんはラマナはじめ、ニサルガダッタ・マハラジ、プンジャジといったラマナ・マハルシに繋がる聖者の書籍や彼らに愛された聖典を訳しています。全てではないですが、彼が選び、訳す「聖なる書」を愛読しています。
今は亡き四天王に次ぐ、現在、信頼、尊敬する「聖なる書」の翻訳家です。
彼の翻訳書もオススメです、ぜひ、お読みください。
福間巖 翻訳著作
さて、初めて彼の翻訳を読んだ頃、ほぼ同じ時期に、ド素人経験も無いのに、上記、田中嫺玉版『神の詩』を出版することとなりました。
そのタイミングで読んだのは『あるがままに ― ラマナ・マハルシの教え』でした。
で、気づいたこと〜翻訳者 福間巌...どこかで聞いたことある名前...それで思い出したのです。
彼は高校+大学のなんと!!!同級生でした。
この写真、高校三年生比叡組の時の集合写真です。
上段、一番左が私です、福間君も写っています...
当時、まさか30年余りの時を経て、まさかまさか、お互いが「聖なる書」を日本語としてカタチにするなんて...微塵も思えず、まさしく「お釈迦様でもご存知あるめぇ」の世界。
とはいえ、あらためて神様のリーラとしか思えないこの出来事、ホント、神様、凄すぎます。
福間君は別として、まさか、大根役者の私をそのステージ(=脇役道具として)にあげるなんて...個人的にはありがたいカルマヨガ+恩寵ですが。。。
彼とはその後、メールでは交流しましたが、一度きり...
願わくば近い将来、インドに暮らす彼、訪ね、じっくりゆっくり、交歓=サットサンガしたいものです。
そんな彼からの機会=他力+ ラマナ・マハルシの恩寵いただけたら〜〜〜さらに有り難く。