LOVE&SERVE　マートルヴァーニ日本版 2004-5 VOL1 から　『光の言の葉』抜粋引用

＊TAO LABより
あらためてこのアンマの冊子「Matruvani」、9月より再読し始めました。
その行為からシビれた言の葉、シェアしますね！
なお、個人的な感想はそれぞれのリンクに、また、そこのコメント欄にも〜ご興味ある方は飛んでください。

＊2004-春-創刊準備号-
『...さて、ここで、社会と私たちの現在を振り返ってみましょう。

１，海中の世界や宇宙の謎を解くために、私たちは多大な費用をかけ、調査隊を組織します。けれども最も近いはずの内なる世界を調べるにはまだいたっていません。

２，テレビの画面はますます大きくなります。逆に私たちの心の画面は、利己心やエゴのせいで、どんどん小さくなってきています。

３，強力な掃除機が登場して、細かいチルまで吸い取れるようになっても、自分の内側で日に日に増えるゴミの山（否定的な思いや行動）には、まるで無頓着です。

４，自然からイメージした壁紙の、素敵な部屋が私たちのお気に入りです。ところが同時に郊外の木々を切り倒し、川や池にゴミを投げ捨てるのも平気です。

マインドが人生を美しくも醜くもします。
先ずマインドを綺麗にしましょう。

サッティヤ・ユガ（真理のあった時期）の時代にはアーシュラ（悪魔）とデーヴァ（小さなカミガミ）の間はハッキリと分断され、それぞれ異なる世界に暮らしていました。

シュリー・ラーマ が...制を遂げたころ、敵は少し近づいてきて、近くの島を占領しました。

シュリー・クリシュナ の時には、敵は同じ一族のなかでした。

現代では敵はさらに近づいていて、実のところ、私たちの内側にいます。この内なる敵に勝ってこそ、勝利の祝杯を本当にあげることができます。

内なる敵とは何者でしょう？
エゴ、嫉妬、憎しみ、欲張り...ちょっと名前をあげてもこれだけいるので、内なる軍隊を強化しなければなりません。
識別、謙虚、奉仕、カミへの愛が、この軍隊を編成します。

こういう肯定的な力をうまく使うなら、私たちは勝利を我がものとし、真の幸福を得ます。』
-2003年9月27日朝、アンマのスピーチより-

＊2004-06-VOL1-No1
『ウンコのなかにダイヤモンドが一粒混ざっていたら、ウンコのなかだし...とは言わずダイヤを取り出して洗うでしょう。ダイヤはダイヤだからです。
同じように誰に対しても、だめな奴、と言って見捨ててはいけません。どんな人の中にも、神性の意識が隠れてるからです。
「偉い」「偉くない」という見方ではなく、すべての人のなかに神を見出せるようになってほしいのです。
ただし、本当にそう見るには、私たち自身のなかにたまっている不純物を、洗って取り除いていかなければいけません。』

＊2004-09-VOL1-No2
『富める国、貧しい国の人々の相違は、事実、一点にすぎません。富める国の人間は素晴らしい家の、エアコンのある部屋で泣き、貧しい国の人間はあばら小屋の、汚れた床の上で泣く、というだけです。いずれにしてもはっきりしているのは、かつて幸せになり微笑みたいと願っていた人びとが、今では世界のあちこちで涙を流しているということです。

これでは悲しみと苦悩が多くの国の特徴のようになってしまいそうです。ただしこの世界に今起きていることを宗教のみの責任に帰するのは筋違いです。

一番の問題は宗教や霊性について人びとが行ってきた解釈にあります。

今日、私たちは世界の諸問題の原因と解決策すべてを政治や経済が扱うような外の世界で探し求めています。事を急ぐあまりに、すべての問題の根源は人間のマインドのなかにあるという、最大の真理を忘れてしまいました。

それぞれの人間のマインドが善となってはじめて、世界も善になることを忘れています。ですから、外の世界の理解とともに、内なる世界の理解も欠かすわけにはいきません。

あるところでスパーコンピューターを新しく導入する式典がありました。式典のあと、参列者はどんな質問でもしてみてください、数秒のうちにコンピューターが答えます、と誘われました。全員が科学、歴史、散り、などから考えられる限りの難問をひねり出しましたが、答えは直ぐに画面に現れました。

ここで子供が立ち上がり、簡単な質問をしました。
「こんにちは、スーパーコンピューターさん。ご機嫌はいかが？」
答えはありませんでした。画面に何も表示されなかったのです。コンピューターはあらゆる質問に答えましたが、自分自身については答えられませんでした。

私たちの大部分は、このコンピューターと同じような状態です。外の世界に対する理解とともに、私たちの内なる世界についての智慧を育てていかなければいけません。

電話が故障したら電話会社に修理を依頼します。ケーブルテレビがきれいに写らなければケーブル会社が対応し、インターネットに接続できなければ技術担当者が何とかします。

同じように、霊性とは神性と再び内的につながる方法なのです。霊性の科学は私たちのマインドのリモコン装置を私たちの手に戻してくれます。』

2004-12-VOL1-No3が欠品となっております。
どなたかお持ちの方いらっしゃいましたらぜひ、お貸しいただけるか、願わくば寄与しただけましたら。

＊2005-03-VOL1-NO4
『現代科学は最近否って、音楽によって木や草花がよく成長することを発見しました。カミへの信愛の歌を歌うことはすべての生き物に喜びを与えますが、さらに愛を込めて歌うなら、私たちの心は清らかに也平安を得ます。
また薬効の高い木や草花の間を吹き抜けるそよ風は､私たちの健康に良いのです。
真鍮のランプの、油に浸した綿芯ほ炎から出る煙、純粋な蜜蝋で出来たロウソクの煙は、大気中のばい菌を殺菌します。しかしそれにも増して何よりも、心が集中した祈りは失われてしまった自然の調和を回復します。
もし普通の人を電球にたとえれば、真の霊性の求道者は発電所と云うことが出来ます。心を静止し、普通ならば楽しみを追い求めたり、楽しみにふけり過ぎたりしているうちに消耗されてしまうエネルギーを蓄えて、求道者は自分の内にある無限の力の源を目覚めさせます。求道者には好き嫌いという意識がなく、その吐く息ですら自然界に有益なものとなります。
ちょうど水がろ過によって浄化されるように、修行者の生命力は大自然をろ過して浄化します。アーユルヴェダーの医者は薬草を入れて沸騰させた油に、ある種の天然石を用いて純化し、薬を造ります。
同じように修行者の純粋な生命力も、人間が引き起こした不調和をなおして自然界を浄化できます。』
-「人と自然」より-

「マートルヴァー二」の年始めは3月号ではなく6月号からとなっています。６＋９＋１２＋翌年３という流れです。
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