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本日の催し

『日本の精神美〜日本刀 特別展示会のお知らせ』 和歌山・紀の川市 神饌行器にて

*TAO LABより
先日8月10日〜波動&ハート:)とも読める日に和歌山紀の川市にある神饌行器を訪ねました。

目的は今回お伝えする日本刀の特別展示会に参加し、名刀と呼ばれるシンの刀が醸し出す輝きや発する波動を含め、実際カラダを持って行き、視、触れ、感じ、日本の精神を学びたい思ったからです。

この企画は精神学協会会長積哲夫さんとそこで学ぶ和歌山の女性たち(こちらの神饌行器を運営しています)によるものです。
彼女たちと共に積さんとの再会・交流も目的です。

で、実際、そこで目にし、手にした刀は...まさしく、なんとも美しい光を宿し、また、ズッシリと重厚で武器と云うより芸術品であり、さらに一振り一振りに意志があり、記憶があり、時空を超え、語りかけられているような感覚を覚えました。

もう少し、己が凛としたらきっと、対話が出来るのではないかと...造るために汗と精魂を込めた方たち、それを預かり(所有保存している方はそう仰っていました)、刀を通して日々、自己の状態・魂を見つめていた方たち、さらにその当時の時代背景と共に鉄や火や水といったエレメントとも。

まさしく、母国日本で教わった「万物に神が宿る」...そのひとつの象徴・形として「イマココ」に刀は存在しております。
三種の神器のひとつが剣=刀ということ、あらためて腑に落ちました。

なお、人を殺めた刀は血を吸ってしまい、刀を愛でる方たちの間ではコレクションとして選ばないとも伺いました。

さらに日本神界の計らいか、明治を経て、さらに先の大戦のあと、多くの刀が海外に持ち去られた(武器として没収、またそれは日本精神の破壊とも云えるような...)そうですが、名刀は隠匿され、結果、想った以上に母国に残っているとのことです。

目覚めよ!日本人!!、目覚めよ!日本精神!!とも云えるアフター567の「今」、封印されていたお宝=魂がこうして本年から来年にかけて公開されるという機会。

身体はなんのためにあるのでしょか???「百分は一見にしかず」〜:)。
ぜひ、名刀から放射されている「光」を浴び、さらに触れる...という体験をリアルに体感、ぜひ足をお運びになったらいかがですか?

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撮影:清水衣里子

下記、今回の特別展示会にて配布された資料を許可いただき転載いたします。

*刀剣は鉄の芸術
地球のかけがえのない存在「鉄」を知る。

鉄の生物学的な重要性は、なにも私たち人間に限られた話ではありません。
実は現在 地球で知られているほとんど全ての生物にとって、鉄は必須な元素です。
呼吸や光合成、DNA合成、窒素固定など、生命体に必須ないくつもの機能において、鉄は中心的かつ不可欠な役割を果たしています。
鉄が無ければ地球上のほとんどの生命体は、生きていくことができない、生物全般にとって、鉄はかけがえのない存在なのです。

さらに言えば、私たち地球生命体が地表面で快適に生活できるのは、鉄が大量に地球に存在しているから。
生命にとって、宇宙からの有害な放射線は危険極まりないものですが、これが地表面に危険なレベルで届かないのは、地球の持っている磁場のお陰です。
そしてこの磁場は、地球内部に存在している鉄の一部が溶融し、電流が流れているために形成されているのです。
つまり地球内部の大量の鉄が、地球表層を生命にとって安全な環境へと変えていると言えるのです。
そのおかげで 私たち生命体が地表付近で活動できるようになり、こうした生物による光合成は地球大気の分子状の酸素量を増大させ、地球表層環境を著しく変化させました。

鉄は最も安定した原子核を持つ特異な元素で、宇宙における存在度が相対的に高くなりました。その鉄がある程度集まったからこそ、地球という星が生まれたのです。

鉄は地球深部で溶融して磁場をつくりだし、そのおかげで地球表層が生命にとって安全な環境となりました。そして地球表層で生命が生まれたが、ほとんどの生命は、鉄がその原子核に対応して持つ独特の物理化学的性質に依存している。鉄に依存した生命体の1種である人類は、その物理化学的性質を発展させ、現代文明を築いてきました。
(参考文献:『鉄学ー137億年の宇宙誌 かけがえのない存在』 宮本英昭)

これが日本刀の素材となる「鉄」という存在で、その純度を高めたものが「玉鋼」です。

*玉鋼とは
「玉鋼」(たまはがね)は、古式製鉄法で作られる鋼の一種。たたら製鉄の「鉧押し」(けらおし)によって 直接精錬された鋼のうち、特に炭素含有量の少ない(1〜⒈5%程度)良質のものを、日本刀の製作には欠かせない最上質のものとして玉鋼と言いますー明治中期。

玉=宝石

1532〜1554年には「白鋼」(しらはがね)という上質な鋼の存在が確認されています。
ごく僅かに含まれている不純物も、「折り返し鍛錬」と呼ばれる'叩いて伸ばし'を15回ほど繰り返すことで徐々に細分化され その結果 日本刀を粘り強くしたり、地鉄に美しい文様をつくります。

玉鋼には 現代科学でも説明ができない謎があります。

1)
炭素量が多いー 硬くなる。
炭素量が少ないー柔らかくなる。
この相反する素材を組み合わせることで日本刀の代名詞「折れず、曲がらず」を実現してます。刀身の硬さが理論値を超えるのは説明ができないことだと言われています。

2)
そもそも玉鋼を平たくして折り返し、叩くだけで「くっついてしまう」ということは金属学では説明ができません。
たたら製鉄で扱う炉内の温度は 1500度以下。
 一般的な鉄を加工する場合、炉内の温度はもっと上げないとくっつかない、そして硬すぎるので叩いてもへこませられないそうです。

科学で説明できない たたら製鉄、玉鋼の世界、刀工たちは作刀技術を目、耳、身体で覚え後世に伝えてきました。
(主要参考文献:ウィキぺディア、刀剣ワールド)

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さらに黒鉄の芸術といわれる日本刀は 高い精神性を帯び、神道とも大きな関わりがあります。
刀鍛冶の仕事も神事の一つです。
優れた武器であると同時に美しい芸術品であり、さらに日本人の精神性を象徴するものとしても受け継がれてきました。
神秘的な美しさを持つ刀剣には神が宿ると云われています。
日本という国が持つ美しさと品格を 感じていただければ幸いです。

開催期日
2024年8月〜2025年3月
毎月 第2土曜日
AM 11:00〜15:00
観覧料: 3,000円(one drink付き)  [10人限定]

日程・銘
終了〜2024年8月10日
源 清麿 無銘
津田越前守助広
と思われる2刀

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撮影:清水衣里子
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撮影:清水衣里子

9月14日
越後守藤原国儔

10月12日
肥前国住武蔵大掾藤原忠広 

11月9日
行光
古刀 健武3年 行光88歳

12月14日
備前三郎国宗

2025年1月11日
賀光(よしみつ)
大磨上(おおすりあげ)無銘

2月8日
影光
備前刀
大磨上(おおすりあげ)無銘

3月8日
仕込み杖
正倉院北倉にあったと思われる

お問合せ 
NPO法人 アーストラスト
食&癒し "神饌 行器"(しんせん ほかい)
和歌山県紀の川市貴志川町国主15

090-1027-5293(若﨑)

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