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本日の一本
『青春の殺人者』『太陽を盗んだ男』...それから、半世紀近くが過ぎ...3本目、切望です、長谷川ゴジ和彦監督!!!!!
1976年公開 青春の殺人者
この映画のサントラに使われたのはゴダイゴの1st〜大好きな1枚でした。
1979年公開 太陽を盗んだ男
ジュリー演じる高校の先生、9番、キャラ+要求、最高でした!
*TAO LABより
長谷川和彦!!!
ゴジ監督作品はたった二本『青春の殺人者』『太陽を盗んだ男』〜それも約半世紀前に造り、それ以降、新たな作品、3本目となる作品を撮っていないという...なんとも...生きる、伝説。
青春の殺人者:水谷豊+原田美枝子+長谷川和彦+原作者 中上健次
...余談ですが〜その昔、都はるみさんの人生を小説化した中上健次さんと、はるみさんのパートナーであった中村一光さんを加えたこのゴールデントリオのお伴で新宿二丁目のあった「近藤」というカウンターバーにたまに飲みに連れて行ってもらいました。そここでは熱い対話と、興が乗ればはるみさんが唄を歌ってくれました。
1980年前半の話です。なんともおバカな若造には貴重な体験です。当時、自分はコロムビアレコードの宣伝企画に所属していました。
続きありますがアップされてません。
二本のゴジ監督作品以外ではシナリオとして
性盗ねずみ小僧(1972年)
濡れた荒野を走れ(1973年)
青春の蹉跌(1974年)
宵待草(1974年)〜を
さらにTVドラマ
悪魔のようなあいつ(1975年)
七人の刑事 「ひとりぼっちのビートルズ」ゲスト: 沢田研二(1978年、原案・脚本) 等があります。
、ゴジ監督が関わる作品はすべて私の10代=1970年代の青い春の時代「映画=物語が真実よりもシンなり」だと教えてくれました。
ゴジ監督のイカしているところは痛快大バカに支えられたエンターティメント性とヒトや社会の深い闇をジメジメとしたよくある陰鬱な表現ではなく、ある意味、どこかしらズバッとカラッと描き切れるという独特なギャグ的ART性...この二つのバランスが絶妙な「永遠の青春映画」...たまりません。
ゴジ監督にお目にかかったことないですが、それこそ、この両作品に漂う空気感は監督のキャラの映し、そのものではないかと推測いたします。
決定的な魅力。
気軽に映像がいつでもどこでも観ることの出来る今、ゴジ監督作品二本ももちろん鑑賞出来ます。
でも、そんな有り難い時代だからこそ、暗闇の中、銀幕に投影された現実よりリアルな「物語」に没入する甘美な至福の王道時間=映画館で観ることの出来る三本目、ぜひ、ぶちかましていただきたいものです。
ゴジ監督!半世紀ぶりのわくわくドキドキな歓喜〜〜〜昭和から平成、そして令和となり『令和の改新』『地球イッシン』の今、この時代だからこそのもう一本、よろしゅうお頼み申し上げます。
祈願三部作完成!!エール、贈ります!!!
証言NO6はアップされていません。
長谷川和彦 革命的映画術
ー2022年7月9日から15日まで渋谷ユーロスペースにて行われた特集上映「長谷川和彦 革命的映画術」の開催記念出版物。監督2作品(青春の殺人者 太陽を盗んだ男)のシナリオ最終稿を完全掲載、そして、監督・脚本・出演作品のすべてのレビュー(解説・評論)も併せて掲載する。一斉のタブー無きストーリーと革新的な発想で映画を構築する長谷川和彦監督の世界を表現する。ー
このタイミングでこちら届きました。
映画は何回も見返しましたが、あらためて台本、読み、さらにまた作品、鑑賞〜新作できるまでスルメのごとく何度も何度も噛みしめ、またもしくはガムのごとく咬んで咬んで咬みまくって待ってま〜〜〜〜〜〜す:)