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HOLY LIGHT
日本のまんなか総鎮守《渋川八幡宮 夏越しの大祓式》ご挨拶宮司 小野善一郎
『現下(げんか)のわが国のおかれている内憂外患(ないゆうがいかん)の状況は、極めて深刻であります。
かつて吉田松陰先生は、
群夷(ぐんい)競い来る、国家の大事とは云へども、深憂(しんゆう)とするに足らず。
深憂とすべきは人心(じんしん)の正しからざるなり。と喝破しています。
現下のわが国の諸問題に対処する方法もまた、松蔭先生が指摘するように、日本人が自分自身と向き合い、本来の日本人の「こころ」を取り戻すことにあるのではないでしょうか。
その拠り所が、大祓詞です。わが国防衛の最大の武器は、大祓詞です。
敵は対象ではなく、私たち一人ひとりの心にある異心です。
その異心を大祓詞によって祓って祓って、神代から守ってきた天地一貫の「いのち」、滅びない「いのち」、天之御中主神・天照大御神の「こころ」と一つになることが、急務です。
この精神武装こそが、わが国だけでなく、近代主義の行き詰まりで苦悩している人類を救う根幹にあるものです。
渋川八幡宮から世界に向けて大祓詞を拠り所として心の大掃除を発信して行きましょう。
本日はご参列を賜り心より感謝申し上げます。』
*TAO LABより
先日お伝えしたように6月30日、群馬渋川八幡宮にて『夏越(なごし)の大祓式』に参加いたしました。
当日は病床に伏している小野宮司より上記、ご挨拶の辞が届きました。
ご本人の肉体は不在でしたが、この辞により勇気と愛をいただき、宮司の精神と皆の精神が一つになったと感激いたしました。
ぜひ、この辞を皆さまとも共有共鳴したいと思い、こちらにアップさせていただきました。
なお、引用にあたり渋川八幡宮の許可を得ています。無断での転載はご遠慮ください。
引用元:渋川八幡宮公式フェイスブック
集合意識の結果である外なる世界=文化や家族が崩壊+政治も経済もまさしく、行き詰まり...でもそのリアルは実は宮司が伝えてくれているようにひとりひとりの内なる小宇宙の状態〜の結果であり、外を変えることはなかなか難しいけど、だからこそ、自らの意志で内なる宇宙に存在する異心を変えること〜が解決策でもあると宮司は伝えてくれています。
大きく祓って自らを〜日本をまるく、そして世界が結果、まるく=平和になりますように。