メキシコの伝統音楽を奏でる『フロール・デ・トロアチェ』〜メキシコの媚薬に使われる花の名前を持つ女性マリアッチバンド

＊TAO LABより
メキシコ〜十五歳の時にアメリカ西海岸からティワナに行ったのがお初。
それ以来、何度も訪ねてます、お気に入りの場所のひとつです。どちらかというと、ヤシと共にサボテンニョキニョキ、サンドなビーチサイドが好きですねぇ〜：）太平洋側、バハカリフォルニアはとくに。

さて、アルゼンチンのタンゴとともに中南米音楽の2大ジャンルとして認知されているマリアッチ。

初期のマリアッチは、綿のマントと麦わらのソンブレロという、ハリスコ州の伝統的な衣装を着ていました。20世紀初頭には旧地主たちの格好、すなわち着飾ったチャロの格好に変わり、さらにその色使いや模様を変化させていったそうです。
こんなスタイル〜最高！

レストランで食事してるとメキシコの音楽を演奏する楽団＝マリアッチが寄ってきて、なんとも粋でロマンチックな曲を奏でてくれます。

さて、マリアッチは基本、男性だけのバンドでしたが近年、女性も、さらに女性だけのバンドも結成されています。
今回紹介するのは〜〜〜NYで2008年に結成されたフロール・デ・トロアチェ。マリアッチの伝統奏法を基調にフォークからクンビア、ヒップホップ、アフロ・キューバンまでを取り込んだ多様なサウンドが特色。イカしてます。

で、取り上げた一枚はこちら、2017年の作品。
可憐でいて哀愁味もあり、力強さと知性溢れるこの音波、いかがですか？

Las Caras Lindas：Flor De Toloache

Regresa Ya

Long Gone Girl

Ruiseñor

Éste Vacío

Juan Gabriel Medley

Huapango Medley: Malaguena Salerosa