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本日の一冊
~慶びを積み、暉を重ね、正しき道を養わんが為に~待ちに待っていた著作『第三の文化の時代へ』 三上 照夫:著
『第三の文化の時代へ』
三上 照夫(昭和三年四月二十五日〜平成六年一月八日):著
奇しくも昭和天皇と同時刻6時33分に死去とのこと
昭和天皇に乞われ、日本の国体を説き続けた「最後の国師」の渾身の講演・著作を初めてまとめたもの。
人間とは、思想とは、社会主義とは、資本主義とは、民主主義とは・・・・そして「日本」とは?
すべての事物、事象を根源から説き起こし、「にっぽん」の真像を追求し続けた〝最後の国師″の心声が、いま甦る!
*TAO LABより
三上さんの著作、出版されないかと心待ちしておりました。
とうとう本年、こちら出版されました〜超有り難いかと。
「第三の文化」というのがキモですね〜先日の"沈黙の艦隊"「第三の力」にも通じます。
日本のお役目はバランス、調和をとるやじろべえの軸のようなモノかと。
三上照夫さん、ご存じですか?
数年前にひょんな事で存在を知り、下記、読みました。
両書にも書かれていた彼の精神性、それ踏まえた思考、大いに興味を持った次第です。
『天皇奇譚 「昭和天皇の国師」が語った日本の秘話』
高橋五郎
三上さんの描かれ方、随分と違い、実態はどんな方だったのかよくは判らなかったのですが、「昭和天皇の国師」という表現は同じです。
「国師」とは〜高僧に対して皇帝(朝廷)から贈られる諡号の1つであり、特に皇帝の師への尊称である。
とのこと。
三上さん、僧侶として生きたわけではないですが、昭和天皇とのご縁、深く、よろしければ上記著作ご興味ある方はぜひ!読んでいただけましたら。
今回の三上さんの著作のなかで昭和天皇との交流はどのようだったか?、どのような対話をしたのか?、二人だけの深い話ですので、あえて記録として記述されていません。
とはいえ、そんな状況の中でお二人の会話がちょうど30年前の個人的な体験と重なる記述(解説の中ですが)あったこと、驚きと共にあらためて納得いたしました〜その時知った状況とまったく同じだったので。
この体験は一般的には理解不能不思議の一つですが、その場にいた私にとっては超リアルな体験でした〜昭和天皇が現れ、お言葉をいただいたのです。
文字にすると誤解を生じると思いますので、やはり、あえてここに書きませんが、昭和天皇がどのような責任を引き受けていたのか?その時どこから来たのか?また、どのようなお気持ちで存在しているのか?それを理解したときに母国におけるミココロ=天皇という役割をあらためて認識したのでした。
お二人の交流〜そこに流れている情緒...文字にする=書物にするというのは未熟な精神性を持つ私たち人類にとって、時には大いなる勘違いとしての主義主張、凝り固まったイデオロギーを生んでしまうという危険性もあります。
でも、願わくば、個人的にはもっともっと三上さんの言葉を「今」読んでみたいものです〜とても、響きます。三上さんのコトバにより、意識と思考が晴れます。
...光のコトバの力のなせる技でしょうか?