1998年夏に伊豆のプライベートスタジオでデモテープのように録音された隠れた名盤『Fork In The Road』...大胆なリプロダクションを施してリリース。

＊TAO LABより
とても、楽しみにしてました〜：）
この二人＋αですから〜当然！！！

金延幸子

1972年に'み空'と言う歴史的名盤を産み落とし、発表を待たずして元夫、ポール・ウィリアムス（ボストン生まれ。まだ17歳だった1966年に、世界初のロック評論誌『クロウダディ！』を創刊。「ロック評論の父」と呼ばれる。『アウトロー・ブルース』室矢憲治訳 晶文社、1972年
『ニューヨーク・ブルース』真崎義博訳 音楽之友社、1975年〜お世話になりました。）と共にギター１本持って渡米した。
本アルバム「フォーク・イン・ザ・ロード」は、70年代の出産を経て80年以降、子育ての傍ら書き綴った曲が中心だ。
作曲を再会したきっかけは夫であるポールの友人、SF 作家のフィリップ・K・ディックが'み空'を聴いた際に感銘を受けて彼女を作曲に向かわせようと説得したことによる。
98年に短期間で録音された「フォーク・イン・ザ・ロード」は80年代に再びギターをとり、曲と詩を口ずさみながらできた曲が中心だ。
2023年11月には国内ツアーが数本準備されている他、あるメジャー映画作品に彼女の楽曲がフィーチャーされる予定。

久保田 麻琴

裸のラリ-ズ他数々のバンドで演奏、海外での演奏や録音経験も豊富。
浜田真理子など多くのアーティストのプロデュースをてがけ、阿波踊りや岐阜県郡上の盆踊りなど日本の音楽の録音／CD制作も行う。
細野晴臣やライ・クーダー、レボン・ヘルムとも作品で共演。宮古島の古謡を題材とした映画「 Sketches of Myahk」 の原案出演、
スイス ロカルノ国際映画祭ドキュメンタリー部門に正式招待、国内では3万人の観客動員。
大友克弘の短編アニメ、火要鎮の音楽担当した他、2023年AKIRAセル画展の音楽担当。

＊金延幸子 / Fork In The Road

８０～９０年代には離婚、そしてロックバンドと共に演奏活動を続けたが、ひょんなきっかけで20世紀の終わり頃、１０代の頃の音楽の盟友、松田幸一のプロデュースにより伊豆の友人宅で簡素に録音された。
そして４半世紀、これも偶然のように旧友、久保田麻琴のアイデアで多くの部分が追加されリメイクされたのが本作だ。
伊藤大地やAsa Chang、幾何学模様のメンバー達がダビングで参加して６０年代フォークが８０sを経て21世紀にまで旅をするようなタイムマシーン的なスケールの作品が完成した。

1998年メンバー
金延幸子 Guitar All
西海孝 Guitar 2 , 3 , 4 , 5 , 7 , 9
ケニー井上 Guitar 3 , 7 , 10
中川イサト Guitar 6
羽毛田丈史 Keyboard 2 , 4 , 5
竹田祐美子 Keyboard 9 , 10
松田幸一 Bass , Percussions , & Harmonica 2 , 3 , 6 , 7 , 9

2023年メンバー
Daoud 'Akira' Popal Guitar 7 , 9 , 10
黒沢龍 Sitar 5 , 6 , 8 ,
Carwyn Ellis Keyboard 5
Steve Gunn Back Vocal 2
伊藤大地 Drums 3 , 4 , 7 , 9 , 10
ASA-CHANG Bongo Tabla 8 , 9
立岩潤三 Frame Drum 11
久保田麻琴 Bass, Guitar, Keyboard & Back Vocal 2 , 3 , 7 , 8 , 9 , 10 , 11

1998 original version produced by 松田幸一 engineered by 金指智統
2023 additional recordings by 久保田麻琴
Liner Notes 高橋健太郎
Cover Photo James McCaffrey Cover
Illustration Kendra Ahimsa
Design 大川裕樹

Produced and Mastered by Makoto Kubota for Alchemy Corps 2023