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本日の一枚

架空の映画のサウンドトラック、あるいは魂の在りかについての物語...ダファー・ヨーゼフの『Birds Requiem』

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*TAO LABより
前回紹介したNguyen Leとも共演していますが、今回紹介するのはチュニジア出身のウード奏者/シンガー/作曲家のDHAFER YOUSSEF。
1967年11月19日生まれ。
幼少より伝統音楽を学ぶかたわらでジャズに傾倒。17歳でジャズ・ミュージシャンを志し、その後パリやウィーンに移って活動。中東の音楽に根差しながらヨーロッパのジャズやエロクトロニカを融合させた独創的なサウンドと、倍音や鼻を押さえながら高音で歌う独特の歌唱で注目を浴びる。
今回は彼が中心となったワールドミュージックとジャズの架け橋ともいえるこのこの2013年の作品を。
歌詞とか判らないのですが「嘆き」と「希望」、「悲哀の祈り」を感じます。

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『Birds Requiem』

録音メンバーはエストニア出身のピアニスト、クリスチャン・ランダル(Kristjan Randalu)にノルウェイからはトランペッター、ニルス・ペッター・モルヴェル(Nils Petter Molvær)、ギタリストのアイヴィン・オールセット(Eivind Aarset)が参加。さらにトルコからタクシム・トリオ(Taksim Trio) のカーヌーン奏者とクラリネット奏者が参加し、ベーシストはイギリス国籍、ドラマーはオランダ国籍など超多国籍の編成。

異国情緒と自由自在...エスノとジャズの音色が溶け込み、観たことのない美しい幻想的な景色を産み出しています。
毎度のことながら〜音の旅、今此処に居ながら〜ある意味リアルな驚くべき異世界に誘ってくれます〜この次元は神話でもあること、気づかせてくれます。
「毎日が生活観光」...愛すべきこの惑星に生きる人がソウゾウする本や映像と共に音楽は欠かせません。

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ここからはやばいライブ映像で〜

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