第21集：「河童！？」

（１）栖足寺
河津町にあるちょっと珍しいお寺があります。
栖足寺（せいそくじ）。
緑豊かな中に建つお堂。
まずビックリしたのは、お堂内部の天井の装飾です。
これだけでも一見の価値があります。

写真転載複製厳禁
場所：河津町栖足寺
日付：2016年8月14日
データ：Nikon Df, ss 1/60, ISO 800

（２）河童！
何が珍しいって、ここには河童の伝承が残されているからです。
先代のご住職から河童のお話を伺うと、河童が身近に感じられてくるから不思議なもんです。
そう言えば、今のご住職は、サックス奏者でもあり、きらびやかな照明と音楽による法話を催されていています。
珍しいのはお寺だけではありませんね。
御朱印もお求めできますよ。

写真転載複製厳禁
場所：河津町栖足寺
日付：2016年8月14日
データ：Nikon Df, ss 1/1000 ISO 800

（３）貴重な寺宝
夏にお堂では、地獄絵の掛け軸が虫干しされていて、くまなく見ることができました。
貴重な体験でした。
京都のお寺に付属した幼稚園に通っていたころ、夏になると、お堂の地獄絵を見た記憶がよみがえりました。

写真転載複製厳禁
場所：河津町栖足寺
日付：2016年8月14日
データ：Nikon Df, ss 1/15, ISO 800

＊岩崎 努 プロフィール
1963年4月生まれ。京都市出身。
上智大学文学部哲学科卒業後、出版社勤務、水泳のインストラクターなどを経て、同志社大学大学院文学部西洋史科に入学。
在学中に、イタリアのペルージア大学付属機関「古代社会研究所」に籍を置き古代イタリア民族「エトルスキ」の文明研究を続ける。
帰国後、病のため研究を断念、2013年11月に下田市に移住。
2016年に下田市の「第4回下岡蓮杖フォトコンテスト」にてグランプリを受賞し、写真家の道を歩み、現在に至る。