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本日の一枚
『狂気』再レコーディング盤...この秋
*ロジャー・ウォーターズのコメントより
「ロックダウン・セッションのためにストリップ・ダウン(※余分なものを取り除いたもの)した曲をレコーディングしたとき、『Dark Side of The Moon』のリリース50周年が目前に迫っていた。オリジナル作品への賛辞という意味もあるが、アルバム全体の政治的、感情的なメッセージに改めて取り組むという意味でも、『Dark Side of The Moon』は同じように作り直すのに適した作品ではないかと思った。
ガスとショーン(ミュージシャン/プロデューサーのガス・セイファーとコラボレーターのショーン・エヴァンス)と話し合い、お互いに"お前、頭おかしいんじゃないか"と叫んだり、笑い合うのをやめたとき、それをやることにした。今は最終ミックスを仕上げているところ。本当に素晴らしい仕上がりで、みんなに聴いてもらうのが楽しみだ。
もちろんこれは、かけがえのないオリジナルに取って代わるものではない。しかし、それは79歳の老人が50年の時を越えて29歳の目を見返し、自分の父についての私の詩を引用して、"我々は最善を尽くし、父の信頼を守った、父も我々を誇りに思うだろう"と言うための方法なのだ。そして、ニック、リック、デイヴ、そして私が誇りに思うに十分なレコーディングに敬意を表する方法でもある」
*TAO LABより
またまた発売50周年『狂気』ネタです。
というわけで、ロジャー・ウォーターズはかねてから言及してきたピンク・フロイドが1973年に発表した『狂気』を再解釈・再レコーディングした作品『ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン・リダックス』を10月6日にリリースするとのことです。
なおピンクフロイドの他のメンバーはコチラには参加していません。