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YAJIN LENS by 岩崎努
第6集:「紫陽花の咲くころ」その1
(1)紫陽花写真の魅力
下田市では、毎年6月の1か月間、下田公園にて「紫陽花祭り」が開催されます。
紫陽花群生地をはじめ、公園周辺では様々な紫陽花が開花します。
「ん!」と野生の勘が働きました。
僕の狙う紫陽花は、暗がりに、スポットライトのように、強くまた弱く光が当たっている紫陽花です。
背景を黒色にすることで、紫陽花の色彩が鮮明に浮き出ます。
写真転載複製厳禁
場所:下田市下田公園
日付:2021年5月23日
データ:Nikon Df , f 2.8 ss 1/2000 ISO 10
(2)撮りたくなる気持ち
この時期には沢山の観光客や地元の人が、思い思いに写真を撮って楽しんでいらっしゃいます。
この写真のように、ご自身のペットを被写体にして、紫陽花の写真を撮られています。
写真転載複製厳禁
場所:下田市下田公園
日付:2021年6月15日
データ:Nikon Df , f.1.4 ss 1/500 ISO 100
(3)思い出の紫陽花
恋人を連れて行くには、ここはいいかも。
花を愛でながら、好きな人と思い出を作るにはベストだと思います。
この階段を下りてゆく二人のように・・・。
写真転載複製厳禁
場所:下田市下田公園
日付:2021年6月17日
データ:Nikon Df , f 1.4 ss 1/500 ISO 100
*岩崎 努 プロフィール
1963年4月生まれ。京都市出身。
上智大学文学部哲学科卒業後、出版社勤務、水泳のインストラクターなどを経て、同志社大学大学院文学部西洋史科に入学。
在学中に、イタリアのペルージア大学付属機関「古代社会研究所」に籍を置き古代イタリア民族「エトルスキ」の文明研究を続ける。
帰国後、病のため研究を断念、2013年11月に下田市に移住。
2016年に下田市の「第4回下岡蓮杖フォトコンテスト」にてグランプリを受賞し、写真家の道を歩み、現在に至る。