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本日の一枚

キューバの旅で出会った農民シンガー "ポロ・モンタニェス"

ポロモンタニェス.jpg
Polo Montañez/GUAJIRO NATURAL

遅れてきたトラディショナル・ソン名手として各国でも人気を博し、交通事故で突然、惜しまれつつ亡くなったポロ・モンタニェス。彼の存在を知り、アルバムを手に入れたのは2006年のキューバでの旅でした。
今回ご紹介するのはそんな彼の1stアルバム〜味わい深いけど不思議なほどに泥臭さがなく、すっきりして聴き易く、なんとも楽しくなる1枚。


Amenece El Nuevo Año


Quien Sera


Un Montón De Estrellas


Donde Estaras


Como Sera Mañana

この旅の目的はその数年前、キューババハマが都市型有機自然農業で自給率が凄いという情報を書籍等で知ったため、実際はどうなんだ?と思い...とともに、キューバミュージックにもシビれていたし、映画等で見るクラシックカーとしか思えないトッポイ車が現役で走っているその景色にも憧れが。さらに、社会主義国家特有のグラフィックデザインにも興味があり...さらにさらにセクシー&ゴージャスなショーも観たかった。
アメリカからは入国できないのでカナダから入った次第。この時の旅はキューバとともにお初の南米、アルゼンチンとブラジルにも足を伸ばし...

自然農業訪ねるにあたり、やはり通訳してくれる方必要と思い、探した結果、有り難いことに日本人としてバハマに住み、キューバミュージックを日本に紹介している方に出会いました。さらに彼のコネを使い、公務員でもある関係者に御礼=賄賂掴ませ 笑、ドキュメンタリー「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」でも撮影場所として登場するキューバ唯一の国営レコード会社「エグレム」のスタジオ始め、関係する方や場所にも案内してもらいました。

この手の国に来たら無理してでも高級ホテル泊まるのが自分の旅の流儀です〜その費用対効果というか贅沢はある意味、お金で買える体験としては最高の一つです〜宿の空間アートと至れり尽くせりのホスピタリティ、感性の幅広げてくれます。

何よりも街に溢れている音楽とついつい飲み過ぎちゃうモヒートたまりませんでした...また、上記以外にもブードゥー教とカトリック心霊主義等々が混じったなんとも怪しく熱いキューバの民間信仰サンテリアの集いや社会主義国家では認められていなかったヘビーメタルの饗宴コンサートになんだか呼ばれたり...、ハバナからちょい離れたビーチリゾートで過ごしたり...様々な驚くような体験、危なかった体験、笑っちゃう体験、言えないような体験、感動する体験、いただきました:)
なにが起こるか判らない...なにと出会うかわからない...だからこそ、旅はやめれませんね〜自分の固まった常識を破り、世界宇宙という存在をあらためて知り、広げ深めることに繋がる旅、この肉体果てるまで、この次元での旅はしていたいものです、生きるというよりは。
さて〜どういうわけかこのTRIPで撮影した写真がまるまるデーター無くなってしまっています...なんでだろう???
イカした思い出、気に入っている写真〜残念ではあります...とはいえ、体験は景色はすべて潜在意識には格納されていることかと...しゃないですね!

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