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無限弁証法を生きる〜田中清玄氏と山本玄峰老師

*無限弁証法
物の対立矛盾を通して、その統一により一層高い境地に進むという概念・考え方。
概念・考え方を意識・精神として捉え、その意識・精神がエネルギーとイコールとする〜皆が待ち望んでいる永久エネルギーとは唯物的なものを使って得られるのではなく、ある意味、意識・精神の無限弁証法による回転によリ生じるのではないかとも思われますが、いかが感じますか?

関連した体験をこのタイミングで〜30年ほど前にガンジーさんが搭乗しているUFOにお邪魔したこと:)夢という別次元であります。そのUFOのなかには一切機械的な器具はなく、なにもない空間部屋でした。上記に関係するようなエネルギーで動き、移動していると推測いたします。さらに想うにこのレベルだと移動といえるのか?〜ドラえもんの「どこでもドアー」
で、「お腹減ってる?」とガンジーさんが私たちに問い、そしたら...笑っちゃいますが、「冷蔵庫」が一台だけ現れ、そこから食事を出してくれました。何が入っているのかと覗いたところ〜ナント!なかは空っぽでした...ドラえもんの「なんでもポケット」とおなじ原理かと。


*TAO LABより
ここのところ『日本語脳つぶやき』でツイートしている田中清玄さん。

戦前の共産党中央委員長からの転向、その後、右翼・政財界の黒幕フィクサー、山口組三代目との友情、60年安保全共闘への支援などなどでマスコミを賑わし、決してマトモな方、善良な方というイメージからほど遠いと若い頃思っていました...清玄さん。

が、経験を重ね、白黒善悪という単純な二元論から脱っし、自分なりの「問いと答えを探究しつづける道」を歩む日々のなかでここのところあらためて清玄さん、とても興味深く、人柄生き様辿ってます。

アーサーホーランド著『WALK ACROSS』からの引用
白か黒かはわかり易いが 人生の答えは 灰色の矛盾の中で見出せる

戦前、超過激な共産党中央委員長であった清玄さんが獄中で転向するきっかけを与えたのが母アイさんの自死です...清玄さん、後にこう語っています。

...私の転向は母の死によってもたらされた心中の疑念が、次第に膨れ上がり、私の中での基層に潜んでいた伝統的心性が目を覚まし、書物その他によって表層的に植えつけられたマルクス主義、共産主義という抽象的観念論を追い出したということです。

真っ暗闇の獄中生活に差し込んだ母の自死というなんとも無常な悔い改めの...一筋の光...
その後、どん底から灰色を通り過ぎ、そして、その向こうへ〜オーバザレインボー。
それは..岡潔さんが云う7識から10識への目覚め=カタルシスかと思います。

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川口和秀著『獄中閑』からの引用
苦しんで喜ぶか 苦しまずに喜ばず無味に安ずるか 激しく苦しんで強く喜ぶか 
人々三様ですが、激しく苦しんで強く喜べるものこそ大きく道も開けると存じます

そんな内なるとても強力な希有な体験をした清玄さん...書籍にした田中嫺玉さんや書籍化トライしている高橋巌さんや岡潔さん、さらに書籍化したい鈴木孝夫さんや小原國芳先生(母校の先生だったので〜どうしても"さん"ずけで表記できず...)、とともに田中清玄さんに関する書籍、出版者としてなんらかのカタチ(ひとつ、試案生じました)で出版してみたいと思っています。

清玄さん、晩年は拙宅の近く、伊豆高原に住んでいらっしゃいました。
当時の家は残っておりませんが...

下記、読んだ書籍。

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田中清玄自伝 (ちくま文庫)
インタビュー:大須賀 瑞夫


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田中清玄 二十世紀を駆け抜けた快男児
著:徳本 栄一郎

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世界を行動する
著:田中清玄

驚くべきコトに高価な古本としてこの書籍手に入れたところ、ナント!清玄さんのサイン入りでした。
あちらより清玄さん、「今此処」に贈ってくれたのかなぁ〜と、思い込んじゃってます〜:)ありがとうございます!
清玄さんとの書籍、造れますよう〜このご縁、引き続き清玄さん、よろしくお願いいたします。
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さらに、清玄さんが母と妻ともに↑の書籍にて巻頭に「贈る」としていの一番にあげてい山本玄峰老師。
牢獄での転向、出獄後、清玄さんがまず訪ねた老師、しばらく滞在修業していたのが老師の寺の三島龍澤寺。

その昔、「マリア〜マリア〜マリア」の少し前、白隠さん=延命十句観音経を唱えるようメッセージが天(この次元ではなく、精妙な次元)から届き。白隠さんと玄峰さん、時空を越え、ご縁深い関係かと。
さらにそれをきっかけに昔訪ねていた三島龍澤寺=玄峰さんに再び行くようになりました。

で、このタイミングであらためて老師についても掘り下げています。

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再来―山本玄峰伝
著:帯金 充利

帯金さん、実は岡潔さんに関連する著作『天上の歌―岡潔の生涯』もあり、なんと、伊東の高校の先生をやっておられました。
宇佐美の自宅を数年前訪ね、お話しを伺っています。音楽クラシック大好きな先生でした。

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玄峰老師
著:高木 蒼梧

こちらも手に入れ、読んでみたく。

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統治者の条件 日本人は何をなすべきか
著:田中清玄

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無門関提唱
著:山本 玄峰

あらためてお二人「玄」という文字が名についています。意味調べてみました。

1 赤または黄を含む黒色。
2 老荘思想で説く哲理。空間・時間を超越し、天地万象の根源となるもの。
3 奥深くて暗い。微妙で奥深いこと。深遠なおもむき。

やはり「名は体を表す」実感します。

最後にこちら、田中嫺玉訳『神の詩』からの引用
善を見て愛慕せず 悪を見て嫌悪せず
好悪の感情を越えた人は 完全な智識を得たのである

辿り着きたいこの道を歩み続けたく。


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