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本日の一枚
ミニマリズムとパーカッシヴ...アンビエントの失われた美しい宝石...『Tree of Life』
『Tree Of Life』
Midori Takada
*TAO LABより
昨日に続き、神紀3年お正月三ヶ日、あらためて毎日、一枚、お贈りしようかと。
本日は〜国産ミニマル/アンビエント金字塔的傑作『鏡の向こう側』でもお馴染み、もはや説明不要、初期の久石譲プロデュース仕事でも知られるMkwaju Ensembleにも参加、打楽器奏者である高田みどりさん。1999年にCDリリースされたソロ・アルバム『Tree of Life』を。
1998年9月に銀座の伝説的スタジオ〈音響ハウス〉で録音され、マリンバ、ドラム、ベルを巧みに組み合わせ、オリエンタルな旋律も漂わせるニューエイジ・ミニマルミュージックの前半。
後半は、二胡奏者の姜建華 (Jiang Jian Hua) とのコラボレーションで、大陸的な叙情性と高田のパーカッションがストーリーを文字通り紡いでいく様を堪能できる。