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本日の催し
小田原 江之浦の海から着想 新作能「媽祖(まそ)」
新作能『媽祖』-劇場版―
公演日/2023年1月15日(日)
場所/小田原三の丸ホール 大ホール
開演時間/14:00 開場時間13:00
出演者/片山九郎右衛門(媽祖)、野村萬斎(春日明神)、宝生欣哉(大伴家持)、味方玄(千里眼)、分林道治(順風耳)、茂山逸平(津守)他
*Tao Labより
楽しませていただきました〜:)
2023年1月、小田原三の丸ホール開館1周年記念事業として上演される新作能『媽祖(まそ)』。
本作は、航海・漁業の守護神として台湾で篤く信仰される道教の「海洋を守る女神・媽祖」を、疫禍に苦しむ現代への祈りのストーリーへと昇華させた意欲的な作品だとなっている。キャストは片山九郎右衛門、野村萬斎や宝生欣哉をはじめ能の世界をリードする豪華演者が集結する。
内容もさることながら注目したいのが舞台演出だ。能舞台としての所作板が無く、床面、壁面すべて「黒」尽くしの本作の舞台はこれまでの能の常識をくつがえす全く新しい作りになっており、ブラックボックスの空間の中、奥の壁面には高さ2m×横幅8mのLEDパネルが配され、映像とともに能のライブパフォーマンスが行われる。この映像コンテンツの監修を行うのが小田原文化財団設立者であり現代美術作家の杉本博司だ。
江之浦を舞台とした映像がシテ方の舞とシンクロする、全く新しい「シン新作能・媽祖」。