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LAB LETTER
母校の校歌
*TAO LABより
思うとこあり、小学校+中学校+高校の校歌をあらためてアップしてみました。
それぞれの歌詞に託された想い、やっぱ、カラダとココロ、精神に染みついていますね〜:)
桃山小学校
作詞 大岡 博 / 作曲 飯田 正紀
〜大岡博さんは初代桃山小学校の校長であり、詩人の大岡信さんのお父さんとのこと、知りました。
朝は 海から吹いて来る
窓を あければ さやさやと
風も しずかに 葉をならし
桃の花咲く この丘に
ゆたかな 知恵を しげらせる
あぁ 僕らの学園 わたしの学園 桃山
鳥は 山から超えて来る
空を ながれて ゆく雲も
楠の 若葉を そよがせて
桃の花咲く この丘に
ゆたかな 心 育てます
あぁ わたしの学園 僕らの学園 桃山
校庭(にわ)に あかるい日がゆれて
鐘が ミモザを 渡るとき
僕も わたしも 丘に立ち
じいっと 聴いてる 考える
世界の 日本の 足音を
あぁ 自由の学園 平和の学園 桃山
湯河原中学校
作詞 佐佐木 信綱 / 作曲 信時 潔
〜佐佐木信綱さんは歌人・国文学者として大きな足跡を残した方。たくさんの校歌を作詞してます。
晩年は熱海在住。
土肥のかうちと名に負へる
わが湯河原に我等は学ぶ
まことの道にみちびくよき師
よき友心をあはせてすすむ
みよや芹原の水清く
相模の海はみどりにすめり
希望の光輝きみちて
あまねくうるほす文化の潮
豊にみのれる柑橘は
嵐を霜を耐へこしすがた
われらも立たむわが日の本の
真理と平和の明けゆく空に
玉川学園
作詞 田尾 一一 / 作曲 岡本 敏明
〜田尾一一さんは玉川学園創立者小原國芳の香川県師範学校時代の教え子の一人。玉川学園創立当時より1934(昭和9)年にかけて、玉川学園中学部、専門部の教頭を歴任。
空高く 野路は遥(はる)けし
この丘に 我らは集い
わが魂(たま)の 学舎(まなびや)守(も)らん
星あおき 朝(あした)にまなび
風わたる 野に鋤(すき)振う
かくて我ら 人とは成らん
神います み空を仰げ
神はわが 遠(とお)つみ祖(おや)
わが業(わざ)を よみし給わん