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オダワラ興味sing!sing!選曲リスト
Vol90 2022-09-14 ゲスト:椎名純平さん
9月のゲストは〜ミュージシャンの椎名純平さん。椎名林檎さんの兄貴でもあります。
純平さん、実は現在、小田原在住ということ、知り、番組ゲストの依頼を投げたところ、快諾していただき、今回の放送となりました。
なんで小田原?日々の生活や現在の活動は??
日常+ツアー等々、いろいろと伺ってみました。
あらためて、椎名純平さん。
5、6歳の頃よりピアノを習い始める。高校に入るとブラスバンド部に所属、ドラムと出会う。福岡に転居後、バンド活動を始める。大学に入学して上京するとクラブイベント等に出演するようになり、1998年頃からは楽曲制作を開始する。
1999年、Sony Music SDM主催の「The Another Goal '99」オーディションでグランプリを受賞、メジャーレコード会社各社による争奪戦の末、ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ(以下、ASR)が権利を獲得。以後、定期的にライブを行なって着実に人気を集め、2000年11月8日にASR内に彼のために設立された個人レーベル「STRUTTIN'」(ストラッティン)からシングル「世界」でメジャー・デビュー。
翌2001年7月18日にはデビューアルバム『椎名純平』をリリースする...
その後の活躍は皆さま、ご存じのことかと。
さて、実は今回の放送はいつもの相棒の品川さんがおらず、そんなんで、私の純平さんとのやりとり、到らないところ、お許し下さい。
*一曲目
椎名純平 アイタイル
アルバム「for you」からの1曲。
このアルバムについて純平さんはこんなこと、語っています。
"for you" 前夜の話
前作 "...and the SOUL remains" の反響は、ぼくにとって生まれて初めてと言っていい類の嬉しい手応えだった。なんと言っても新鮮だったのは、CDを買ってくださった方全員の顔を覚えられるハンディな規模感。それはまるで生まれ育った町内での商いのような、ちょっと恥ずかしいくらいに親密で、確かすぎるほど確かなリアリティだった。メジャーレコード会社にいた頃の、イマイチ実感の沸かない数万枚の売り上げとは心に訴えかける強さがまるで違った。もちろんこれは良し悪しの話ではない。レコード会社や事務所には膨大なスタッフがいて、彼らはぼくのCDを一枚でも多く売らんと尽力してくれていた。言い換えれば当時のぼくは彼らの人件費の分もCDの売り上げで稼がねばならなかった。だが、今回のようにほぼ一人でCDを作ったなら、ぼくひとり食える分だけを稼げればいい。
週末がくるたびに自分で車を運転して全国の会場に赴き、楽器をセッティングしてリハーサル。ライブをし、終わったらCDの即売、寝て起きたら次の土地へ...そんな日々の中で何もかも自分主体でやるからこその苦労は少々あれど、迎えてくれる会場の皆さんや買ってくださる皆さんの顔が見える喜びは全てに勝る。ぼくのライブに何かしら感じてくださったからこそのCDの売り上げは、確かな確かな重み。音楽家は聴いてくださる皆さんひとりひとりに生かされているのだということがほんとうに身に沁みる。
〜続きはこちら...
*二曲目
椎名純平 with 篠原涼子 Time of GOLD
2003年発売されたJazzyでSweetなデュエットソング「Time of GOLD」
イントロ・間奏・ソロなどで優しく包み込むフリューゲルスホーンはJAZZホーンの第一人者TOKU。作曲・アレンジを手がける秋田慎治はTOKUバンドをまとめる話題の若手No.1ジャズピアニスト。
椎名純平、篠原涼子により艶やかに歌われ、輝きを増す、美しいラブ・デュエット〜:)
さてさて、今回の選曲、いかがでしたか?
引き続き
Let's enjoy the music 〜:)
...番組の感想やリクエスト等、送っていただけたら幸いです。
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*YouTube
https://youtu.be/6HxyUXzX23E