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本日の装い
スティーブ・ジョブスも愛用していたニューバランス。今回チョイスしたのは "Made in UK NB991 White"
*TAO LABより
最近、姿勢と共に歩き方を意識、そのための具体的な施策として頭を支えている首の湾曲=第二頸椎の位置を三角形の頂点=軸とし、左右の足のカタチ、アーチを底辺の二点としたしなやかなヤジロベイをイメージしています。
で、直立二足歩行を支える靴もファッション性のみならず、あらためて機能性を考え、名人(先々、ご紹介します)にまずは日常的に履く靴としてアドバイスいただいたのがニューバランスのスニーカーです。さらにアジア製ではなく、アメリカ製、もしくはイングランド製をチョイスしてくださいとのこと。
また、なるたけ足にフィット、特にかかとが大切ですと言われてました〜で、手に入れたのがこちらです。
990シリーズの第8弾としてビジブルABZORBを搭載し2001年に登場した「991」。
英国製ならではの上質なオールレザーアッパーをホワイトで仕上げ、ミッドソール、アウトソールと同色でまとめたスタイリッシュなトリプルカラーで演出。
●アッパー素材:天然皮革
●ソール素材:ゴム底
カラー:WHITE
Made in UK
【NB】
1906年、ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを治す矯正靴の製造メーカーとして、ニューバランス社は誕生しました。
社名の由来は、履いた人に"新しい(new)、バランス(balance)"感覚をもたらすことによります。足の解剖学的な知識、整形外科や運動生理学への深い理解があってこそ可能となる矯正靴の製造。このノウハウをもとに、60年代にはカスタムメイドのランニングシューズの製造を開始します。そして1972年。6名の従業員と日産36足の生産規模であったニューバランス社を、一人の青年が買い取ります。青年の名は、ジェームス・S・デービス。現New Balance Athletics Inc.取締役会長です。理想のランニングシューズを実現するために、自ら走ることで開発に従事した青年は、独創的なシューズコンセプト「インステップレーシング」を確立。70年代の後半に、それを具現化したシューズを発表するや、ランナーから絶大な支持を獲得します。以降、伝統を継承しながらも、最新のテクノロジーを集結し、よりよいフィット性を追求するシューズづくりを行っているニューバランス。その機能性を優先したシューズづくりの姿勢は、この先も決して変わることはありません。
...なるほど、矯正靴から始まり、だからニューバランスなんですね。
特徴1
1906年に創業してから、「フィット性」をテーマに研究開発をし続けているニューバランス。その最も特徴的なのは、独自のフィッティングシステム「ウイズサイジング」でしょう。
普通のシューズは、オーダーメイドでもない限り、足の長さでサイズを合わせます。しかし、人の足の形は千差万別。甲高の人もいれば、幅の広い人もいる。そういう人たちにも唯一無二のフィット感を提供すべく、1つのシューズを足の幅ごとに靴を作り分け、足幅にあった靴を自分で選ぶことができるシステム「ウィズサイジング」を採用しています。
特徴2
ニューバランスは主力製品の製造は引き続きアメリカやイギリスに生産拠点を置いています。
それが、価格に反映され販売価格が他社より高くなってしまいがちなのですが、それだけ品質とブランド力にこだわっているということでもあります。
そのこだわりが息づくスニーカーの履き心地はしばしば、「スニーカー界のロールスロイス」として絶賛されます。
この両国の違いは素材選びにあります。
米国は専用ラボを設けて、日夜最先端の技術を研究するなど、同社の進化の中核を担っていることからわかるように、素材も"スポーツ"を感じさせるものが多い。対して英国は、通常スポーツシューズには使われないような、上質なレザーなどを採用しているモデルも多いのが特徴。
今回、手(足)に入れたのはスニーカーとはいえエレガントな英国製。
英国北西部カンブリア地方・フリンビー。1980年代初頭、かつてノーサンプトンに並ぶ革靴の聖地として知られていたこの地に、同社の英国工場は建設された。革靴作りのノウハウが継承されている土地柄、同工場には元革靴職人たちも多く在籍。革の特性を熟知した職人によって丁寧に吊り込まれた英国製モデルは、ドレス靴を思わせる精緻な造りが特徴。
ラフでありながら上品なスタイルともいえる「ノームコア(究極の普通)」の勇、スティーブ・ジョブスも愛用していたこの靴を履き、さらにオリジナルソールで調整、さらにさらに足の指先を真っ直ぐ歩く方向に向け、二本足直立歩行を60歳を超え、肉体離れるその日までの一歩一歩、健全なる心身の自立自律実現するためにあらためて日々、訓練していきます〜:)