Vol45 2021-10-6　ゲスト： 巻上公一さん

選曲とともにゲストのセレクト三人目です。
今回は伊豆熱海＋西湘湯河原の先輩でもあるヒカシューの巻上公一さん。

個人的なことですが静岡県熱海の桃山小学校を出てから、ひょんなきっかけで隣の県＋町である神奈川県の湯河原中学に進学しました。その時の同級生が巻上さんの妹さんで、彼女からユニークなお兄さんのこと、よく伺っていました。70年代の終わり、テクノポップ御三家のひとつとしてデビューしたヒカシュ〜そこに居たのがユニークなお兄さん＝巻上公一さんです。その後、レコード会社の宣伝企画に所属し、当時、超危なくも面白い出版活動をしていた白夜書房によく遊びに行ってました。そこに集う、痴的：）で知的な表現者ともいえる一群の中に巻上さんもいらっしゃって、その後、なんとな〜くお付き合いが生まれました。

生き様や活動に影響を受け、お目にかかったことのある熱海出身の異才で偉才と思う方が二人居ます。一人はマクロビオテック＝正食を教えてくれた大森英櫻先生、そしてもう一人が今回のゲストである巻上公一さんです。

では〜1回目の巻上さんのトーク、お楽しみ下さい。

PS.
10月16+17日　巻上公一プロデュース＝熱海未来音楽祭開催

今回の選曲は巻上さんのソロから〜

＊一曲目

巻上公一　イヨマンテの夜
〜今月のゲスト、ヒカシューの巻上公一さんの1982年発売の1stソロアルバム『民族の祭典』より。
「イヨマンテの夜」は、作詞・菊田一夫、作曲・古関裕而、歌・伊藤久男/コロムビア合唱団の1950年発売の歌謡曲。「イヨマンテ」とはアイヌ語で「送り儀式」のことで、「熊祭り」の字を当てることも多い。
"「イヨマンテの夜」カバーする時　古関裕而先生に最初拒否されたっけ。わざわざデモテープ作って許諾得た"という6年ほど前の巻上さんのツイート見つけましたが、巻上さんのオリジナルといってもいいようなハマり具合かと思います。
余談ですが80年代初頭、　コロムビアの企画宣伝に在籍していたので、古関さん、よく、お見かけいたしました。その昔、作家の先生方もレコード会社に専属で所属しており、作曲家の古関さんと作詞家の野村俊夫さん、歌手の伊藤久男さんの三人はいずれも福島県出身で「コロムビア三羽ガラス」と呼ばれてた、なんて話も当時、伺いました。

＊二曲目

山田参助とG.C.R.管絃楽団　ノンノンシャラリン
〜このアルバム、ヤバイ！です〜時空を超えてる『大土蔵録音 2020』〜その中からの1曲。
2020年末に千葉県香取市佐原地区の与倉屋大土蔵にて収録された、戦前の流行歌をアレンジを限りなくオリジナルに準じ、収録方法もマルチを使わない戦前型のマツダA型ベロシティマイク1本にての一発同時録音編集無し音源。
トラッド・ジャズのトップ・プレイヤーの粋と、漫画家でもある山田参助さんによる昭和歌謡テイストの融合で織り成す、とことんまで戦前のテイストとロスト・テクノロジーの再現を試みた意欲作〜CD2枚組で、Disc2はオリジナルSP音源特典ディスクというてんこ盛り！！

さてさて、今回の選曲、いかがでしたか？

引き続き
Let's enjoy the music 〜：）

...番組の感想やリクエスト等、送っていただけたら幸いです。
fmo@fm-odawara.com

＊YouTube
著作権の関係でトークのみの録音
https://youtu.be/nG1szImGd_g