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オダワラ興味sing!sing!選曲リスト
Vol34 2021-07-21 今までを振り返ります〜ゲスト:福田ひろみさん
*今月のゲスト
7月はゲストをお呼びしてから4ヶ月が経ち、あらためて3月から6月までにゲストの方とのトークを振り返ります。
今回は5月のゲスト福田ひろみさんです。
三浦光紀さん率いるベルウッド+ニューモーニングとともに70年代の日本のニューなミュージックを築いたマッシュルームレーベル=アルファ・ミュージック。こちらは作曲家でもある村井邦彦さんが率いてました。村井さん、作曲家としてもですが三浦さんと同じくセンスある音楽起業家でもあります。
*一曲目
ガロ 地球はメリーゴーランド
〜71年、マッシュルームレーベル=日本コロムビア内の第1号アーティストとしてミッキー・カーチスプロデュースでデビュー。メンバーは堀内護(愛称MARK)、日高富明(愛称TOMMY)、大野真澄(愛称VOCAL)。この歌はファーストアルバム『GARO1』からの72年2月セカンドシングルとしてカット。
その後。サードシングルのB面だった『学生街の喫茶店』が大ヒット。当時、「フォーク歌手はテレビ出演しない」という流れが一般的であったがTVのバラエティ番組にも出演、当時のフォークロックグループとしては異質な活動をしていた。ヘアースタイルとファッションがお洒落さんたちでしたね〜:)
*二曲目
赤い鳥 虹を歌おう
〜赤い鳥は、日本のフォークグループ、69年に結成、74年解散。メンバーは、後藤悦治郎(ギター)、平山泰代(ピアノ、1974年2月に後藤と結婚)、山本俊彦(ギター)、新居潤子(ボーカル・ギター、1973年4月に山本と結婚)、大川茂(ベース、1969年6月加入)の5名。後期には、大村憲司(ギター、1972年2月から1973年4月)、村上"ポンタ"秀一(ドラム、1972年6月から1973年4月、)、渡辺俊幸(ドラム・キーボード、1973年4月から)を加える。
村井さんの強力なプッシュでデビュー、各人がボーカルを担当することができ、美しいハーモニーが魅力的なグループでした。各地の子守唄・伝承歌などを美しいコーラスワークで聴かせる傍ら、いわゆるソフトロック的な音楽性も兼ね備えていました。そのため関西地区で結成されたグループですが、いわゆる関西フォークとは一線を画していました。
解散後は後藤・平山夫妻は「紙ふうせん」、山本夫妻と大川は「ハイ・ファイ・セット」となります。
この楽曲は73年発売のアルバム『祈り』からの1曲。音空間が後のフォークでもなく、ロックでもないニューミュージックの音彩に繋がりますね!
さてさて、今回の選曲、いかがでしたか?
引き続き
Let's enjoy the music 〜:)
...番組の感想やリクエスト等、送っていただけたら幸いです。
fmo@fm-odawara.com
*YouTube
著作権の関係でトークのみの録音
https://youtu.be/KDTDMEX15YU