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オダワラ興味sing!sing!選曲リスト
Vol27 2021-06-02 ゲスト:藤川PAPA-Qさん
*今月のゲスト
1970年代半ば頃、ポール・サイモンやエリック・クラプトンによりレゲェのリズムを、さらにニューミュージックマガジン等で文字を通してジミー・クリフやボブ・マリーの存在を知り、さらにパンクニューウェブ+ダブ経由でますます深堀りし、とうとう1979年19歳の夏、現地=ジャマイカにTRIP...いやはや、まだ日本人が訪れることも珍しい時期、貴重な体験をさせてもらいました。
で、6月のゲストは藤川PAPA-Qさん。PAPA-Qさんといったら10代から20代当時、レゲェを伝え、教えてくれた恩人のひとり。現在、FMオダワラにて毎週土曜日16:00から1時間OAされている「GLOBAL MUSIC VILLAGE」のDJやNHK FM 毎週土曜日 9:00~10:55にかけOAされているゴンチチ「世界の快適音楽セレクション」の選曲等でも活躍しています。お目にかかり、お話するの楽しみにしていました!
6月、一ヶ月間、そんなPAPA-Q さんとの団らんお楽しみください〜今回はその1回目〜では、どうぞ!
PAPA-Qさん迎えてのまずは1曲目は彼らから始めたいと思いました。
*一曲目
PJ&COOL RUNNINGS Back To Africa
〜吉祥寺にその昔、珍しいレゲェ専門のレコードショップがあった。そしてその店からニッポンでの元祖ともいえる一組のレゲェバンドが生まれた...PJ&COOL RUNNINGS。1984年にCBSソニーよりメジャーデビュー、ボーカルを担当したのはPJというハーフの男の子で当時、まだ中学生。その後、PJとは今でも続くご縁をいただきましたがそちらはあらためて。
この時代、アンダーグランドではありましたが田舎の山の中でレゲェを中心としたヒッピー祭りが数日にかけキャンピングで行なわれており、よく遊びに行ったものです。大御所 南正人さんやJAH KSKさんはじめ、濃いい:)方たちがステージを飾っておりました。
その後、メジャーなカタチ=今でいうフェス的な感じで本場ジャマイカや海外からのレゲェアーティストともに日本人アーティストも参加したコンサートが開かれるようになりました。よみうりランドイーストでのサンスプラッシュ、最高でした!彼らは日本代表で日本のみならず本場でもラブ&ユニティ奏でてくれていましたよ。
今回はメジャーデビューする前の『Tokyo Reggae Clash』という当時のジャパニーズレゲェアーティストによる貴重なオムニバスからの1曲。
*二曲目
Little Tempo Beautiful Rain
〜レゲェといえばジャマイカですが、それとはちょい違ったスタイルでジャマイカ発イギリス経由のサウンドにもシビレてました。当時、パンクやニューウェーブによってレゲェやダブは取り入れられ、また進化していきました。その流れを汲むともいえる代表的な日本のバンドにはミュート・ビートというカッコいい奴らがいました。
彼らの曲と思ったのですが、さらにそこから日本で独自に発酵していったレゲェベースのさまざまなバンドが生まれ、今回ご紹介するリトル・テンポはそのひとつ。1992年に結成。
前回、紹介したサイレント・ポエッツのバンド時代に在籍していたメンバーやTico&Icchieの土生"TICO"剛くんも在籍している凄腕+センスを持つ職人気質の男気+お茶目で気持ちのいいインストメンタル・ダブ・バンドです。この"お茶目"というのがなんとも世界に誇れる日本人的スタイルかと〜:)
ステ−ルパンのTICOくんやギターの小池くんとはよく九州時代には遊んでもらいました。
今回、取り上げた曲は初期セカンドシングル『USUAL THINGS』1999年 からこのボーカル曲を。
さてさて、今回の選曲、いかがでしたか?
引き続き
Let's enjoy the music 〜:)
...番組の感想やリクエスト等、送っていただけたら幸いです。
fmo@fm-odawara.com
*YouTube
著作権の関係でトークのみの録音です。
https://youtu.be/wWQ7X-1t3q8