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本日の一枚
Tea For The Tillerman 2
*TAO LABより
ユスフ(キャット・スティーヴンス)が1970年にリリースしたアルバム『Tea for the Tillerman(邦題:父と子)』の発売50周年を記念し、現代的解釈で再構築した2020年発売のリワーク・アルバム。一曲一曲味のあるアレンジがほどこされており歌詞も50年たった内容に変えられている曲もあって感慨深い。
「いずれこうなるのを待っていた運命であるかのように、『父と子2』のメッセージにふさわしい時代がまた訪れたという気がしている」
― ユスフ(キャット・スティーヴンス)-
『Tea For The Tillerman 2』
Yusuf / Cat Stevens
*紹介
オリジナル録音から半世紀を経て、ユスフ(キャット・スティーヴンス)は同じ11曲を再レコーディングし、今の時代に向け新たに生まれ変わらせた。メロディにあふれた70年代を代表するアーティストと、彼が生み出した名曲との美しい再会(リユニオン)と言える。当時から今に至るまで、『父と子』の収録曲は映画やテレビに起用され多くのアーティストにカヴァーされ、聴き継がれてきた。「ワイルド・ワールド」はMR.BIGやマキシ・プリーストなどによるカヴァー・ヴァージョンも大ヒットし、「父と子」は2017年に公開された映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のサントラに収録されている。
『父と子2』のレコーディングは2019年夏、南仏プロヴァンスのラ・ファブリーク・スタジオで行われた。オリジナル録音時も制作に関わったポール・サミュエル=スミス(プロデューサー)とアラン・デイヴィス(G)、ユスフの現在のライヴでのバンド・メンバーであるブルース・リンチ(B)、エリック・アパピュレー(G)、クワメ・イエボア(Perc, Key)、そしてジム・クレイガン(G)、ピーター・ヴェテッシ(Key)などが参加している。
ユスフ(キャット・スティーヴンス)はその人生とキャリアにおいて、どんな時もメッセージの中心には人間らしさがあった。人と人の間に平和と理解をもたらし、人と自然との調和を求める者にとって、暖かく心和ませる音楽の光を放ってきた。
全く先の見えない、崩壊を続ける物質主義の世の中において、それを支えるのは、精神的なつながりを切望する思いーー不確かで不安定なこの時代にこそ、ユスフの価値観は表現されてしかるべきである。誕生から50年、『父と子2』によって、新たな世代がこのアルバムを再発見することになる。
Where Do The Children Play?
Wild World
On The Road To Find Out
Father And Son
オリジナルもあげておきますね。
聴き比べ、お楽しみください。
『Tea For The Tillerman』
Yusuf / Cat Stevens
Where Do The Children Play?
Wild World
On The Road To Find Out
Father And Son
*おまけ
究極のラブソング...大好きなこの曲を、さらに歌詞和訳一部とこのバージョンで
ラ-ラ-ラ-ラ-ラ-ラ-ラ、ラ、ラ
ラ-ラ-ラ-ラ-ラ-ラ-ラ-ラ、ラ、ラ-ラ、ラ
ベイビー、愛してる
でも、君が別れたいのならば、
体には気をつけてくれ
次に行く地で沢山の良い友達が出来たら良いなと願っているよ
でも、思い出してくれ
この世界には沢山、悪いことが蔓延っているんだよ
気をつけておくれ
(本当、気をつけてくれよな)
ああ、愛する君よ、愛する人よ
この世は危険な世界なんだぜ
笑顔でやって行くのは難しいものさ
ああ、愛する君よ、愛する人よ
僕はいつも君を思い出すだろう
まるで子供のような
愛する君を
Songwriter: Cat Stevens
Translator: Lyra Sky 和訳
Wild World - 10.6.2016 - LA, CA