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本日の一冊

-幕末から明治に生きたラストサムライを知るこの三冊-

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■ 吉田松陰
文政13年8月4日(1830年9月20日)- 安政6年10月27日(1859年11月21日)

■ 坂本龍馬
天保6年11月15日(1836年1月3日)- 慶応3年11月15日(1867年12月10日)

■ 西郷隆盛
文政10年12月7日(1828年1月23日) - 明治10年9月24日(1877年9月24日)

*TAO LABより
幕末から明治初頭、死刑+暗殺+戦争で亡くなったこの特出した三人についてあらためて探求、下記、読んでみました。
それぞれ事実ではない伝説とともに誤解も生じている存在かと思います。彼らの誠の姿とは?なぜ、彼らは生き残れなかったのか??残らなかったのか???権力や地位に媚を売り、自らそれを望みしがみつく輩が多いのは今も昔も変わらず...そんな世の中でとても興味深く稀有な方たちと思います。

彼らの人柄、生き方、思想、精神性を感じる上でどれもオススメお手軽な新書です。
でも彼らの精神性故か...内容は深く、澄みきっています。
この地球維新ともいえる、今此処に生きている日本人のみなさま、ぜひ、読んでみてください。

歴史に"もしも?"はありませんが、もし??この三人が生きていたら現在の日本はどうなっていたのでしょうか???

...それぞれ立場や夢、考え方生き方は違えど、彼らこそ、"シンのラストサムライたち"なのは確かです。
肉体は朽ちても、彼らの精神=愛と勇気と正義は今でも生きており、志のある現代の方たちと同化し、脈々と光のビートを力強く打ち続けていると確信しています...天晴な大和の魂!

*著者 松浦 光修
昭和34年(1959年)熊本市生まれ。皇學館大学文学部国史学科を卒業後、同大学院博士課程文学研究科で日本思想史(日本の伝統国家思想)を学ぶ。2018年現在、皇學館大学文学部教授。専門は日本思想史。今回ご紹介する三冊はすべて松浦さんの著作です。

[新訳]留魂録 吉田松陰の「死生観
幕末に国のあり方を憂い、指導者として、また人として志を貫いた生き方とは。いまこそ日本人が学ぶべき大切なこと。

龍馬の「八策」 維新の核心を解き明かす
坂本龍馬を「思想史」的に辿り、龍馬や志士たちが何を考えていたのか、龍馬に影響を与えた思想はどのようなものだったか、そして、その考えが明治維新後の日本にいかなる影響を及ぼしたのかに迫る。

[新訳]南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え
武士道を貫き、天を敬し、人を愛することとは。幕末から明治維新にかけて、新しい国づくりにすべてをかけた西郷隆盛の珠玉の言葉。

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