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オダワラ興味sing!sing!選曲リスト

Vol25 2021-05-19 ゲスト:福田ひろみさん

*今月のゲスト
5月のゲストは広告代理店「有限会社ショット」代表取締役であり、NPO法人「チルドリン」副代表でもある福田ひろみさんです。鎌倉生まれの小田原育ちの福田さん...今回は三回目〜さてさてどんなお話が展開されるのか?お楽しみください、ね!

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「ウォール・オブ・サウンド」という音楽制作手法を聞いたことがあるかと。本年1月残念ながら亡くなったフィル・スペクターが60年前半に開発したもので、まさしく「音の壁」ともいえる力強いぶ厚いサウンドはその後のポップスに多大な影響を与えました。「ナイヤガラサウンド」はそれの大滝詠一版ともいえるもの。
今回はそれらに影響を受けた楽曲を紹介します。

*一曲目

SUGAR BABE (シュガー・ベイブ)/ 雨は手のひらにいっぱい 
〜ご存知、山下達郎さんや大貫妙子さんが在籍していたバンド、シュガー・ベイブ、結成は73年。75年発売のたった一枚のアルバム『ソングス』を残し76年に解散。今回はその中から「ウォール・オブ・サウンド」というよりは「ナイヤガラサウンド」を取り入れたこの楽曲を
。このアルバム、大滝詠一さんがプロデュース、さらにこの楽曲のアレンジは大滝さんのアイデアでサザンポップ風の原曲からリアレンジされたとのこと。まさしく「ナイアガラサウンド」!
個人的には達郎さんの初期ソロ作品が大好物ですが、シュガー・ベイブ、当時の音楽シーンの中で異端ともいえる底抜けに明るいPopさは表面的ではない「シン」のロックンロール魂を結果、感じさせてくれます。
フォー・エバー〜シュガー・ベイブ。


*二曲目

シーナー&ザ・ロケッツ / YOU MAY DREAM 
〜70年代後半、YMOが誕生。それまでのニューミュージックの世界からパンクやニューウェーブ、レゲーやエレクトリックといった音にシフトしていった日本の音楽業界。
めんたいロックの代表的なバンド「サンハウス」のギターリスト鮎川誠と妻であるシーナと結成したのがこのバンド。YMOが所属していたアルファレコードに移籍、そこから出した79年発売彼らにとっては2ndアルバムにあたる『真空パック』からやはり「ウォール・オブ・サウンド」に影響を受けた甘酸っぱいこの曲をご紹介します。
プロデュースは細野晴臣さん。作詞にはサンハウス時代の盟友柴山俊之さんも参加。シーナさんのやさぐれ+キュートなヴォーカルと鮎川さんのギターの音色+弾いているときの姿がたまらなく当時も今もシビレます。
シーナさん 合掌

さてさて、今回の選曲、いかがでしたか?

引き続き
Let's enjoy the music 〜:)

...番組の感想やリクエスト等、送っていただけたら幸いです。
fmo@fm-odawara.com

*YouTube
著作権の関係でトークのみの録音です。
https://youtu.be/uE965E3DsCU

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