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本日の一本
ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった
『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』
*TAO LABより
劇場で鑑賞したかったけど実現せず、オンデマンドで鑑賞。
多くのミュージシャンに影響を与えたロックバンド、ザ・バンドの歴史をメンバーのロビー・ロバートソンの自伝を基にひもとく音楽ドキュメンタリー。バンドの結成からボブ・ディランとのセッション、メンバーの友情や確執、そして解散までを貴重な映像資料やインタビューなどで振り返る。証言者としてブルース・スプリングスティーンやエリック・クラプトンなどが出演。製作総指揮にマーティン・スコセッシとロン・ハワードが名を連ねる。
「かつて僕らは兄弟だった」...なんとも意味深なタイトル。
兄弟関係が壊れる一つの原因がドラック...クリエイターにとってドラックは無から有を産む上でプラスに働くこともある。が、所詮、疑似体験...
また、身体や精神に圧を与え、体質にもよると思うが何らかのカタチで壊れてしまうという結果になることも多い。
まして「カリユガの時代」、さらに人間が作り出してしまったこの物質的次元に未練タラタラの「霊界」との境界が外れてしまった今、「憑依」ということも踏まえ、プラスよりマイナスに働くことがほとんどだと、この歳になりリアルに気づいた次第。
この映画を観て、あらためてこのドキュメントも再鑑賞。
『ザ・ラスト・ワルツ』
ザ・バンドの解散コンサートを祝祭として上記、マーティン・スコセッシが監督した一本。
時は1976年、アメリカはその年に建国200年を迎えていた。
同年、大ヒットしたザ・イーグルスの「ホテル・カルフォルニア」とともにこの2つの出来事を俯瞰できる今、カウンターカルチャーから生まれたROCKがビッグビジネスとなり、また、ドラックがよりハードに悪魔的な誘惑として日常的に蔓延した象徴としてこの2つのバンドのこの年の出来事はとても興味深いことだったとあらためて感じました。
なんとも哀愁漂うホテル・カルフォルニアの美しいメロディ...当時も今も大好きな名曲ではありますが、じつはサタニズム(悪魔崇拝)の歌として語られる一面もあるということ、ご存知ですか?
『ホテル・カルフォルニア / カバー [日本語訳付き]』
余談〜モナリザツインズ、ビートルズはじめイカしたカバー曲たくさんアップしてます
アントン・ラヴェイは1966年、アメリカのカリフォルニア州にサタン教会を設立し、サタニズム運動を広げていった人物だ。彼は、設立から3年後の1969年に『悪魔の聖書』を出版し、その運動の理論的確立を完了させた。
「悪魔は禁欲ではなく、耽溺である」
から始まる悪魔の9か条という原則を掲げた、この"黒い聖書"ともいうべき書籍は、100万部を超えるベストセラーになったそうだ。
その彼に大きな影響を受けたとされるバンドが、「イーグルス」、そして生まれた名曲が「ホテル・カリフォルニア」...で、この曲には、サタンのサブリミナルメッセージが隠されており、秘密はその歌詞にあるという。
というわけで、歌詞がわかる、カバーではあるが映像をアップしました。
この物語、興味のある方はさらにこちらのページに飛んでみてください。
あらためて今回も、、、
自らの中に巣食うダークサイドに、光あれ!