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オダワラ興味sing!sing!選曲リスト
VOL9 2021-01-27
惜しくも肉体を離れてしまった、超お洒落伊達男のこの二人。
彼らはジャンルを超え、そのときそのとき、興味のある音楽を追求していた、まさしく、極道道楽超えた極楽者かと:)
加藤さんは残念ではありましたが、このスノッブ=きらめくお二人、もっと音楽的にも評価されてよいのではないかと思います。
合掌
一曲目
加藤和彦 / メモリーズ
〜フォークル、ミカバンドの頃もイカしてましたが、やはり、加藤さん、安井かずみさん=ZUZUさんとのパートナシップのころのスタイル、私生活も含め幸せだったのではないかと推測します。
ZUZUさん、感性豊かで素敵な女性と子供ごころに憧れてました。1977年、8歳年上のZUZUさんと結婚した彼はその後、彼女と生活+旅をともにしながら、コンビで作品をクリエイトしてきました。
個人的にはこの楽曲が収録されている1979年「パパ・ヘミングウェイ」から始まる"ヨーロッパ三部作"のコンセプチャルな世界観とそれをカタチにする方法論に興味津々、大学生だった自分は毎回楽しみ!超シピれてました。
そこから今回はこのなんともトロピックな浮遊感あるこの楽曲をお聴きください。
二曲目
かまやつひろし / ゴロワーズを吸ったことがあるかい 4:21
〜ある意味、かまやつさんらしくないともいえる197年2月発売吉田拓郎さん作の「我が良き友よ」、面白いことにこの曲が彼にとっての一番のヒット曲となった。このシングルのB面として収録されていたのがこの作品。青臭いバンカラの楽曲の裏にこのバタくさいファンクなグルーブを持ってくるとは。さらにおフランスのダンディさを加味...脱帽。
演奏はなんと!当時、サンランシスコの人気ファンクバンド"タワー・オブ・パワー"、編曲はメンバーのひとり、グレッグ・アダムス。
この曲は時を超え、90年代、渋谷系ブームの最中、国際的にもアシッド・ジャスの人たちに評価され蘇った大人のカッチョイイ1曲かと。
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fmo@fm-odawara.com
*YouTube
著作権の関係でトークのみの録音です。
https://youtu.be/n9x6A3EOhDY