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本日の一本

『天皇 運命の物語』

*TAO LABより
昨年の1月、皇居の清掃に参加し、初めてお目にかかった第125代天皇と皇后両陛下。車から降りるとき、お互いに手を取り合い、ともに支え合っていたお二人〜まさしく「人」という文字、そのままのお二人でした。
またそのときにいただいたお言葉、そして表情がとてもやさしく、なんだか...なんでか目頭が自然にあつくなる体験をいただきました。戦前なら「現人神」というところでしょうが、「神」というコトバではなく「愛」そのものを感じさせてくれたのだとおもいます。
そして...両陛下の前で人生初めて大きな声とともに行った天皇陛下皇后陛下万歳三唱(注1)、晴れ晴れととても気持ちが良かったコト、お伝えさせてください。

*天皇陛下、平成最後の誕生日 涙声で「国民に感謝する」 会見全編

ご高齢にもかかわらず、ハードな日々。一貫して「おおみたから=国民」の平安と「おおみからだ=国土」の平和を祈り、わたくしごころではなく「おおみごころ」としてこの惑星の中でも稀有な立場として存在(象徴)してくれているお二人。あらためて同じ時代を生きていることに感謝を捧げます。

もうすぐ新たな年号「令和」を迎え、今月一杯で「平成」は終わります。
そんなタイミングでこのシリーズを拝見しました。そしてお二人の軌跡〜ぜひ、あらためてご覧ください。NHKオンデマンドでいつでも観れます。

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昭和から平成へ-。「天皇 運命の物語」は、天皇陛下が皇后さまと共に歩まれた激動の歳月を、NHKの秘蔵映像、発掘資料、側近や学友の証言などを通じて、4回シリーズで放送。

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第1話「敗戦国の皇太子」
昭和8年に生まれ「戦争しか知らない」少年として育った天皇陛下が、学友との交流や恩師との出会い、19歳の時のイギリスへの訪問などを通じて、「未来の天皇」に向けて成長していく姿を描いていきます。

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第2話「いつもふたりで」
日本中が沸いた「世紀のご成婚」。その裏には、みずから人生を切り開こうとする皇太子の強い決意があった。3000本以上の皇室映像に記録された肉声から浮かびあがる皇太子夫妻の素顔とは。貴重な証言や資料からひも解く一代記。

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第3話「象徴 果てなき道」
天皇陛下が即位されてからの歳月を、秘蔵映像と側近などの証言で描く。歴代天皇として初となる中国訪問にかけた思いとは?被災地訪問や"慰霊の旅"の舞台裏で何が?そして日本中が驚いた"生前退位"。前例のない決断の背景に、どのようなやりとりがあったのか?即位されて以来、一貫して「象徴としてのあり方」を模索してきた天皇陛下。その知られざる苦闘の旅を描く。

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第4話「皇后 美智子さま」
皇后、美智子さまの人生をNHKの徹底取材と秘蔵映像でひもとく一代記。民間からはじめて皇室に入られた美智子さま。前例のない子育てや流行を生んだファッションといった華やかさの一方、数々の試練や悲しみに苦悩される姿があった。幼少期から、皇太子妃となられた昭和、そして平成に至るまでの人生を、側近やご友人たちの証言、思いを込めた和歌を通して明らかにする。

(注1)万歳
喜びや祝いを表す動作などを指していう言葉。動作を表す場合は、「万歳」の語を発しつつ、両腕を上方に向けて伸ばす。「天皇陛下万歳」は、天皇の永遠の健康、長寿を臣下が祈るものである、とのこと。

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