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this IZU. FEATURE
伊豆の本
〜長倉書店セレクト vol.1〜
*編集準備室より
this IZUのコンテンツ第二弾アップはこちらです。
正式verのthis IZU.netには「Feature=特集」コーナーがあり、それは3本の柱で出来ています。
一回目にアップしたもののようなスタイルがひとつ、今回アップしたものはもうひとつのスタイルの予定です。もちろんほんちゃんではデザイン含めた見せ方が変わると思いますが。
そしてさらにもうひとつのスタイルが...大好きな"3つ=三角形"で「Feature」は括る予定です。
さて、伊豆に関する書籍というお題ではこの書店を抜きには語れません。
というわけで"長倉書店セレクト"で伊豆を楽しむガイド羅針盤として、また、深く掘り下げるツールとしての良書を紹介していただけたらと思っています。
まだまだオススメの書籍がたくさんあるはずです〜長倉書店さんより定期的にセレクトしてもらい、皆さまに届けていただけたらと思っています。
では、長倉さん、よろしくお願いいたします〜
"地元の歴史・文学の魅力を知ると、何か素敵なことが始まる!"
〜店主からのメッセージ
『伊豆の魅力である歴史・文学・自然について知らないことがたくさんあるはずです。自分の立っているところを知ると自分の自信に継ります。伊豆に関係する本の在庫は日本一です!』
*「海のふた」 よしもとばなな
毎年、夏休みは土肥で過ごすよしもと家。子どものころから土肥に訪れ伊豆の魅力を知っているばななさんだからこそ書ける西伊豆の空気感。そして土肥の海の美しさが感じられます。
自然体がとてもお似合いの作家が土肥のために書いた作品だと思います。
でも、この本を読んで土肥に観光客がたくさん来てほしいとは思っていないかもしれません。
*「伊豆文学散歩」 かかりつけ湯協議会
「文学をまとい伊豆を旅する」これがこの本を編集した時のテーマです。
文学のちょっとした教養をもって伊豆を旅すると楽しさが増しますよ!というガイドブック。
伊豆は文豪に最も愛された場所。
それは温暖な気候と温泉、美味しい食材があるからでしょう。
感受性の研ぎ澄まされた文豪が伊豆をことばで表現しています。それは、あまりにも美しく
しかも胸にすっと入ってきます。それは、誰しもが共感できるからに違いありません。
注)長倉書店刊
*「レモンとねずみ」 石垣りん
小さい頃に死別した母親の実家がある南伊豆にお墓がある石垣りん。
1冊の詩集をつねに持ち歩く喜びを知っている人はどのくらいいるでしょうか?
ちょっとした時間の隙間を埋めてくれる詩がその時間を彩ってくれます。
「海よ言うてはなりませぬ 空もだまっていますゆえ
あなたが誰で わたしが何か 誰もまことは知りませぬ」
母への思い、魂のさけびは南伊豆の景色に溶け込みます。
*「伊豆の山歩き海歩き」 静岡新聞社
伊豆に住んでいて良かった思うのは車で少し走れば絶景に到着できます。
世界的にも珍しい海底火山の地層が見られる西伊豆。壮大な石丁場ある南伊豆。森の中に佇む大ブナのある天城山。広々と開放的な東伊豆。
川端康成が「伊豆序説」の中で「伊豆半島全体がひとつの大きな公園である」と書いています。
その伊豆半島を地学の知識を持った上で観光することで感動が何倍にも膨らみます。
この本で伊豆の山と海を歩き回ってください。
伊豆にある自然の恵み、美しさの変化に心を奪われます。
*長倉書店
【修善寺店】
伊豆の郷土本なら日本一の品揃えです。自社の出版物を中心に新刊では品切れになっている本も古書で揃えています。
修善寺駅から徒歩1分です。駐車場は3台あります。
・静岡県伊豆市柏久保552-4
電話 0558-72-0713
営業時間 9:00から18:00 不定休
【サントムーン店】
サントムーンアネックス3階にあります。
県東部ワンフロア最大の売り場です。最大級の売場は各担当者が厳選した本をセレクトしています。
心揺さぶる本に出会ってください!
・静岡県駿東郡清水町伏見58-1 サントムーンアネックス3階
駐車場は立体駐車場が便利です。雨に濡れずに店舗に入れます。
電話 055-960-7883
営業時間 10:00から21:00
2月・9月に全館休館日があります
PS
長倉書店さんは出版も独自になさっています。最近goenあって出会った出版社でもある伊豆市の山の白い家さん、手前味噌になりますが:)大室高原TAO LAB BOOKS...金銭的な利益なく、どちらかというと物心ともに大変な出版、個人ならなおさら〜という事業をやむにやまれぬエネルギーに突き動かされ行っている道楽超えた極楽モノが多い伊豆。伊豆の「文化度」「精神性」まんざら捨てたもんじゃないと自画自賛:)
*『this IZU』とは???