MAGAZINEマガジン
本日の一本
『私が愛する日本人へ~ドナルド・キーン 文豪との70年~』
NHKオンデマンドでこれを拝見。
2015年放送 NHKスペシャル『私が愛する日本人へ~ドナルド・キーン 文豪との70年~』
「日本人と共に生き、共に死にたい」大震災の直後、日本国籍を取得したアメリカ生まれの日本文学研究者、ドナルド・キーンさん93歳。キーンさんは戦後70年にわたって、日本の文学の魅力を世界に伝え続け、「日本人よりも日本を知る男」とも呼ばれる。ドラマとドキュメンタリーを交差させながら、その波乱に満ちた歩みを描く。
*TAO LABより
この番組の存在を知り、遅ればせながら拝見。とはいえ、タイミング的にはバッチリです。
お伝えしているように今の探求+クリエイトのテーマの一つ、世界平和の具体的なツールとしての「日本語〜日本語脳」。
日本人以上に日本を愛する外国人であるキーンさんだからこそ、また、日本人ではないからこそ気づく疑問や事実。たいへん、面白かったです。
時を経て俯瞰すると気づきました、なにかボタンを掛け違え始まったってしまったといえる明治維新。その掛け違いの上で行われた西洋文化の吸収とその結果でもある戦争の時代、そして敗戦。歴史上はじめての属国としてのその後の経済成長とバブル、失われた20年...物質的には豊かになりましたが、精神的には劣化してしまった日本での150年という実験実践を経て、地球維新ともいえる根本的なパラダイムシフトが必要な今、「日本語〜日本語脳」は地球ネオ江戸時代化=平和のOSになりうるとますます確信しました。
この番組からもそんなこと、感じられました。ぜひ、ご覧ください。
そして、あらたな年号を迎える日本、洗脳から解かれ、目覚めよ〜日本人!ということで。